韓国財界、22兆円の対米投資表明=航空機100機購入
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2025年08月26日 21:01 時事通信社

【ソウル時事】韓国の李在明大統領とトランプ米大統領の会談を受け、韓国政府は25日、米韓両国の企業トップを集めた会合をワシントンで開いた。韓国の経済団体は会合で、韓国側が総額1500億ドル(約22兆円)の対米投資を行うと表明した。
韓国政府高官によると、この対米投資は、7月末の米韓関税合意で韓国政府が約束した3500億ドルの投資計画とは別枠という。米韓企業間で今回結ばれた契約や覚書は計11件に上り、造船や原子力、航空、液化天然ガス(LNG)、重要鉱物など幅広い分野に及んだ。
大韓航空は、米ボーイング社の航空機103機購入や、米GEエアロスペースとエンジン購入・整備サービス契約を結んだ。これらは総額約500億ドルにおよび、米国企業との間での単発契約としては過去最大規模という。韓国ガス公社は2028年から10年間、米国産LNGを年330万トン購入する契約を結んだ。
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