写真 ラグジュアリーファッション界の巨匠デザイナー ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)が死去した。享年91。9月4日、ブランドが公式に発表した。
同氏についてはかねてより体調不良が報じられ、今年6月のミラノファッションウィークで「エンポリオ アルマーニ(Emporio Armani)」のショー直前に自宅療養中と発表されており、アルマーニ本人は不在だった。海外メディアでは9月のミラノファッションウィークで復帰すると報じられていた。
訃報について、メゾンの従業員および同氏の家族からは、「イル・シニョール・アルマーニ、彼は従業員や協力者から常に敬意と賞賛を込めてそう呼ばれていましたが、愛する人々に囲まれ、安らかに永眠されました。最後まで疲れを知らず、彼は最後の日々まで働き、会社、コレクション、そして多くの進行中および将来のプロジェクトに身を捧げていました」とコメントが寄せられている。また、「この会社では、私たちは常に家族の一員であると感じてきました。今日、深い感情をもって、私たちはヴィジョン、情熱、そして献身をもってこの家族を創設し、育んできた方の残された空白を感じています。しかし、まさにその精神において、私たち従業員とアルマーニ氏と常に共に働いてきた家族メンバーは、彼が築いたものを守り、敬意、責任、そして愛をもって彼の記憶の中で彼の会社を前進させることを約束します」とした。
なお、弔問所はミラノ現地時間で9月6日から7日まで設置。アルマーニ氏の意向により、葬儀は非公開で行われる。