トヨタのオジエが午後の全ステージを制し首位浮上。計3台がデイリタイアに【デイ2レポート】

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2025年09月14日 07:20  AUTOSPORT web

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セバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 2025年WRC第11戦ラリー・チリ・ビオビオ
 9月13日、南米チリ中部のビオビオ州にて2025年WRC世界ラリー選手権の第11戦『ラリー・チリ・ビオビオ』のデイ2が行われ、スペシャルステージ12を終えた時点で、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチームのセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップとなった。日本の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合7番手につけている。

 デイ2はビオビオ川と太平洋に挟まれたSS7からSS12までの計6ステージ。そのうちSS9とSS12が行われる『マリア・ラス・クルセス』は今大会最長の全長28.31kmのステージだ。デイ1終了後の夜間から大雨が降り注ぎ、午前のステージはウエットコンディションとなったことで各車は難しい走り出しを迎えた。そんななか、デイ1を13.1秒遅れの5番手で終えていたエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)がSS7からSS9にかけてステージ2番手をキープする好走を見せた。

 デイ1終了時点で首位につけていたアドリアン・フルモー(ヒョンデi20 Nラリー1)はリヤのグリップ不足に悩まされ、またデイ1終了時点で2番手だったティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)もペースがなく、エバンスがSS9で総合首位に浮上。さらに、オジエがエバンスからSS9終了時点で5.6秒差の2番手で続き、トヨタ勢がSS3以来の総合首位に返り咲いた。

 なおSS7では、アルベルト・ヘラー(フォード・プーマ・ラリー1)がSS7スタートからまもなくして、テクニカルトラブルにより800メートル地点でストップ。さらにジョシュ・マッカーリーン(フォード・プーマ・ラリー1)がパワーを失い、3.1キロメートル地点でストップとなり、Mスポーツ・フォードWRTは3台中2台がデイリタイアとなってしまう。

 また、前日デイリタイアとなったオィット・タナック(ヒョンデi20 Nラリー1)は、ニューエンジンに載せ替えると、SS7とSS8でステージウイン。ただ、日曜日のみのタイムで競われるスーパーサンデーに備えてマシンを温存することを選択し、SS9直前にデイリタイアとなった。


■トヨタのオジエが他を圧倒。午後の3ステージを制し首位浮上

 午後を迎えると路面も乾き始めた。そんななか、抜群の走りを見せたのはオジエだった。8度のWRCタイトル獲得を経験したベテランは、午後の3ステージすべてでステージウインを決めて、デイ2終了時点でエバンスに6.3秒差をつける総合首位に浮上した。デイ2終了時点の総合3番手にはデイ1首位のフルモーが続いたが、オジエとのギャップは26.8秒に及んだ。

 デイ1終了時点で41秒差の総合6番手につけた勝田にとってデイ2は難しい1日となった。SS8でハーフスピンがあり、SS9終了時点でトップから1分25秒1遅れの総合8番手に。午後はそのギャップを縮めたいところだったがSS11でもスピン、首位のオジエから1分54秒3差の総合7番手でデイ2を終えた。

 2025年WRC世界ラリー選手権の第11戦『ラリー・チリ・ビオビオ』最終日となる明日/デイ3は、SS13〜16までの計4本が実施される予定。WRC200戦を迎えたオジエがそのまま首位を守るのか、それともランキング首位のエバンスが逆転を果たすのか。最終日も予測できない戦いが続きそうだ。

[オートスポーツweb 2025年09月14日]

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