マエザワ・レーシングのフェラーリに乗るノイバウアー、初の鈴鹿に興奮。スーパーGT参戦にも意欲「断然『イエス』だよ!」

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2025年09月14日 10:20  AUTOSPORT web

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2025年鈴鹿1000km マエザワ・レーシングのトーマス・ノイバウアー(555号車フェラーリ296 GT3)
 9月12日(金)〜14日(日)に三重県の鈴鹿サーキットで開催されるIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ第4戦『第49回鈴鹿1000km』。ブロンズクラスに参戦するマエザワ・レーシングの555号車フェラーリ296 GT3は、前澤友作/横溝直輝/トーマス・ノイバウアーという3人でエントリーしている。

 フェラーリのファクトリードライバーであるノイバウアーは、鈴鹿1000kmでの日本デビューについて、「こんなにレースに興奮したのは久しぶりだ」と語った。


■「これほどグリップの高いコースを経験したことはなかった」

 ノイバウアーは、今週末に復活する鈴鹿1000kmに、起業家でありチームオーナーの前澤氏、そしてスーパーGTのベテランドライバーである横溝とともに、555号車フェラーリのラインアップに名を連ねる。

 ノイバウアーにとって、日本でのレースは今回が初めてとなるが、8月初旬にはチームのプライベートテストのために鈴鹿を訪れていた。ノイバウアーの週末は、最初の2回のテストセッションでともに2番手タイムを記録して好調なスタートを切り、難しい展開となったクオリファイ3では12番手タイムを刻んで予選総合は17番手となった。

「この挑戦、そして新しい文化のなかで新しい人たちと働くことに、とても興奮しているし、いい経験だと思う」とノイバウアーはSportscar365に語った。

「僕は約1カ月前、2時間のテストのためにわざわざここまで来たんだ。その時はたった10周走っただけだったが、有意義な時間だったよ。コースはグリップが高く、フェラーリ296GT3にとてもよく合っているように感じた。本当にポジティブな結果だったんだ」

「自分にとってこのコースは、スパ・フランコルシャンを彷彿とさせるんだ。テレビではあまり感じられなかったけれど、アップダウンが激しいコースなんだ」

「そしてグリップレベル自体も驚くほど高く、このピレリタイヤとこのBoPで、これほどグリップの高いコースを経験したことはなかった。その分デグラデーション(タイヤの性能劣化)も激しいけれど、ニュータイヤならさらに楽しめるはずだ」

「実は、こんなにレースにワクワクしたのは久しぶりなんだ。ヨーロッパから来た僕にとっては、鈴鹿は憧れのサーキットのひとつだからね」

「もしかしたら日本のドライバーにとっては、スパも同じように見えるのかもしれないが、僕はスパで何千周も走ったので、もう何も感じないんだ(笑)。でも、鈴鹿に来てからは『わぁ、これはすごい!』と感じることができた」

 ノイバウアーが走るマエザワ・レーシングは比較的新しいチームで、2023年に活動を開始したばかり。今シーズンのSROジャパンカップでは、横溝と前澤がドライブしている。12台という全クラス最多のエントリー数を誇るブロンズカップの中で、チームがトップ争いを繰り広げるポテンシャルを持っていると、ノイバウアーは考えている。

「チームのスタッフは皆とても親切で、この国での日本人の働き方を知ることができて嬉しかった。彼らは本当に温かく迎えてくれたよ」

「前澤さんは、本当に優秀なブロンズドライバーだと思う。チームは新設で、今回が初めての耐久レースなのでほぼゼロからのスタートだ。その分、僕たちにはやるべきことがたくさんあるのも事実だが、それでもチームとの最初の経験は非常に良好だったと言える」

「ブロンズカップには多くのマシンが参戦しているが、僕たちがうまくいかない理由はない。チームは本当に献身的だし、決勝までにしっかりと準備を整えることができれば良い結果を出せるはずだ」


■スーパーGT参戦の可能性も視野に

 ノイバウアーは、フェラーリ契約ドライバとしての2026年のプログラムがどうなるか「まだまったく見当もつかない」と認めたものの、スーパーGTのフルシーズン参戦の可能性は否定しなかった。

 同じくフェラーリのファクトリー契約ドライバーであるリル・ワドゥは、2024年のスーパーGTシーズンにPONOS Racingから参戦し、2年目もチームに残る予定だったが、土壇場で他の活動に集中するためチームを離れることを決断した。

 ノイバウアーは「僕が鈴鹿に来た理由のひとつは、現状を把握して、(日本でのレースが)自分に合うかどうかを確かめることでもある。今のところ、断然『イエス』だよ!」と語った。

「ノルドシュライフェなどでも使用しているようなレベルの高いピレリタイヤで走るのは本当に好きだし、GT300にも近いレベルのタイヤが採用されていると聞いている。僕のドライビングスタイルにも合っていると思うよ」

「候補リストには入っているし、どうなるか見ていく必要があるが、僕にとっては良い選択肢になるかもしれないね」

[オートスポーツweb 2025年09月14日]

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