【神戸新聞杯】武豊騎手が15年ぶり4勝目なるか 「ゆかりの良血」アルマデオロで参戦

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2025年09月16日 18:00  netkeiba

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神戸新聞杯2025に出走予定のアルマデオロ(今年8月撮影、ユーザー提供:ユウさん)
 武豊騎手がアルマデオロ(牡3、栗東・清水久詞厩舎)で、神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2400m)の15年ぶり4勝目を狙う。

 武豊騎手はこれまで神戸新聞杯に29回参戦。05年のディープインパクト、07年のドリームジャーニー、10年のローズキングダムで3勝を挙げるなど、【3-5-6-15】の好成績を残している。また、22年には12番人気の伏兵だったヤマニンゼストで2着に食い込み、菊花賞の優先出走権を獲得。鮮やかなイン差しで多くのファンを驚かせた。

 今年のパートナーはアルマデオロだ。名馬にして名種牡馬であるキタサンブラックの半弟。デビューから一貫して武豊騎手が手綱を取ってきた。当初はワンパンチ足りないレースが続いたが、夏の北海道で覚醒。3走前に初勝利を挙げると、昇級戦の北斗特別が2着。そして前走の積丹特別で2勝目をつかみ取った。血統的に距離は延びれば延びるほど良さそうなタイプ。ここの結果次第では菊花賞でも有力候補となるだろう。

 武豊騎手のこのレースの過去3勝は、全て既にGIを勝っている馬で挙げたもの。その点、今年はいわゆる上がり馬とのコンビとなる。菊花賞に向けて、何が何でも優先出走権=3着以内が求められる状況で結果を出すことができるか。その手綱捌きを楽しみにしたい。

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