【ソフトバンク】本拠無敗の大関友久「楽しみたい」新庄ハム突き放しへ「いい準備を」18日先発

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2025年09月16日 18:12  日刊スポーツ

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キャッチボールで調整する大関(撮影・梅根麻紀)

ソフトバンク大関友久投手(27)が18日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)に先発する。2・5ゲーム差に迫る2位との直接対決。前回9日の敵地決戦では引導を渡すことができなかったが、今度は福岡が舞台だ。本拠地で今季無傷9連勝中の左腕が、今度こそ追いすがる日本ハムを突き放す。17日の西武戦はリバン・モイネロ投手(29)が先発。優勝マジック11を減らし、直接対決に弾みをつける白星といきたい。


    ◇    ◇    ◇


9月戦線は半分を消化し、日本ハムとのデッドヒートは続いている。ソフトバンクは残り14試合で優勝マジック11。連覇ロードをひた走る中、後ろを振り返れば日本ハムが2・5ゲーム差と迫る。前カードはオリックスに同一カード3連勝を飾りながら、宿敵も3連勝で離れなかった。やはり重みを増すのは直接対決の結果。18日の日本ハム戦は有原と並ぶチームトップ12勝の大関が先発する。


大関 本当に1試合を楽しみたいっていう純粋な気持ち。楽しめるようないい準備をしたい。


日本ハムとのカードは直近4連敗中。全て敵地エスコンフィールドで唇をかんできた。4ゲーム差で迎えた前回9日の対戦はモイネロが7失点でKO。引導を渡すことはできなかったが、今度は本拠地みずほペイペイドームが舞台。今度こそ、新庄監督をギブアップさせたい。


大関は今季、本拠地で無傷の9連勝を誇る。13試合に先発して12QS(クオリティースタート、6回以上自責3以下)、防御率1・23の安定感だ。「投げやすい? それはあります。慣れているっていうのもありますし、みずほペイペイドームの雰囲気は純粋に投げやすいのかも」。日本ハム戦も今季福岡で2試合に先発して2戦2QSで1勝0敗、防御率1・38の好相性。この日はホームで行われた投手練習で汗を流し「対策をして準備をした上で、自分の投球ができるように」と引き締めた。


10勝左腕モイネロも緊迫のマウンドに上がる。17日の西武戦に先発する左腕は「いい状態で投げられる準備を毎試合して向かっていくだけ」と力を込めた。同戦は今季4試合に先発して4戦4QSで3勝1敗、防御率0・58。唯一黒星を喫した7月4日は、8回1失点も打線の援護なく0−1で競り負けた。得意の獅子狩りでチームを勢いづけ、新庄ハムを迎え撃つ態勢を整える。


週末の20日からは過酷な9連戦が組まれている。疲労はピークに達するが、リーグ連覇への道ははっきり見えている。一戦必勝で追いすがる日本ハムを突き放す。モイネロも大関もその覚悟は十分だ。【只松憲】

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