『果てしなきスカーレット』ⓒ2025 スタジオ地図細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』の新声優キャストとして、宮野真守、津田健次郎、羽佐間道夫、古川登志夫の出演が解禁。羽佐間と古川は細田作品初参加となる。
本作は、主人公の王女・スカーレット(芦田愛菜)が父の復讐に失敗するも、≪死者の国≫で再び、宿敵に復讐を果たそうとする物語。
第82回ヴェネチア国際映画祭【アウト・オブ・コンペティション部門】、第50回トロント国際映画祭【スペシャル・プレゼンテーション部門】、第63回ニューヨーク国際映画祭【スポットライト部門】へと選出。
ヴェネチア国際映画祭での公式上映では10分を超えるスタンディングオベーションが巻き起こり、観客からは「平和を大事にし、争いや復讐を止め、人と人との繋がりを大事にしようという、そのメッセージ性が素敵でした」「アニメーションの表現も、前作と比べてすごく進化していて、手描きとは違う、より立体感のある表現がとても綺麗でした」「これまで細田監督の作品は観たことがなかったのですが、本当に素晴らしかったです」などのコメントが寄せられ、反響を呼んだ。
様々な時代の、様々な国の人が入り乱れ、混沌とした世界の≪死者の国≫。そこで旅をするスカーレットは、個性豊かな登場人物に出会う。
この度、スカーレットが≪死者の国≫で出会う奇妙なキャラクターに日本を代表する4名の超豪華声優陣の出演が解禁。
スカーレットが≪死者の国≫で見た夢の中に出てくる、謎に包まれた2人の墓掘り人を演じるのは、『バケモノの子』では青年期の一郎彦を演じ、『竜とそばかすの姫』ではYoutuber・ひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸の二役を演じた、細田作品3作目の出演となる宮野真守。そして『竜とそばかすの姫』で「竜の正体」の候補に挙がる、現代美術アーティスト・イェリネクを演じ、細田作品2作目の出演となる津田健次郎。
大ヒット公開中のアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の上弦の弐・童磨や、日米合作の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のマリオなど、常に話題作へ出演し続ける宮野と、アニメ「呪術廻戦」の七海建人やアニメ「ゴールデンカムイ」の尾形百之助など数々の大人気キャラクターを演じる津田。
昨今、声優業はもちろんのこと、舞台やドラマ、映画と、俳優としてもその唯一無二の存在感を放ち続ける2人が、誰かの墓を掘り起こそうとする、素顔の見えない奇妙な2人組の墓掘り人に。2人が発する底知れぬ不気味さを纏った声色で、観客を圧倒的な存在感で引き込む。
さらに、スカーレットと聖(岡田将生)に救いの手を差し伸べる心優しいキャラバンのリーダーである、年寄りの長を演じるのは、不朽の名作映画『ロッキー』シリーズでシルヴェスター・スタローンの日本語吹き替えを60年以上勤め、アル・パチーノやロバート・デニーロなどハリウッドスターたちの吹き替えを担当してきたレジェンド声優・羽佐間道夫。
細田作品初出演、現役声優世界最高齢である羽佐間が、その渋くも優しさが滲み出る声色で、混沌とした世界を生きるスカーレットと聖を優しく包み込む。
そして、スカーレットが目指す“見果てぬ場所”について話す、ミステリアスな宿の主人を、「うる星やつら」の諸星あたる、「ONE PIECE」のポートガス・D・エース、「ドラゴンボール」のピッコロなど、大人気アニメの主要キャラクターを数多く演じる、声優界の重鎮・古川登志夫が、細田作品初出演で演じる。
柔らかくも男らしさを感じさせる声質が特徴的な古川が、スカーレットに“見果てぬ地”への怪しい情報をもたらす重要なキャラクターを演じ、物語が大きく前進するきっかけとなる。
『果てしなきスカーレット』は11月21日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)