フェイエノールトをけん引する上田 [写真]=Getty Images リーグ開幕5試合で5得点と絶好調の日本代表FW上田綺世について、フェイエノールト(オランダ)を率いるロビン・ファン・ペルシ監督が「最高の状態」と太鼓判を押した。18日(現地時間)、フェイエノールト専門サイト『FR12.NL』が伝えている。
2023年8月のフェイエノールト加入以降、上田が最高の出来を示している。2025−26シーズンが開幕すると、上田は4−2−3−1や4−3−3のセンターフォワードとして先発出場を続け、エールディヴィジ(オランダ1部リーグ)にて1試合1得点のペースを維持している。『FR12.NL』によると、2020年に非常勤スタッフとして現役時代にプレーしたフェイエノールトへ復帰し、2025年2月に監督就任を果たしたファン・ペルシ監督は「彼が成長し、向上しているのが分かるよ」とコメント。エースの“覚醒”を喜んだ。
「私がここに来た時から、彼は本当に良い状態なんだ。(2021〜2024年にかけてフェイエノールトを指揮した)アルネ・スロットも当時そう言っていた」
「彼はまさに我々の守備の原動力さ。彼の前線からのプレッシャーとインテンシティのおかげで、ピッチ上でボールを奪い返すことがよくある。それは彼のおかげなんだ。(以前よりも)動き出しの回数が増えているし、デュエルの強度も増している。そうなれば、当然ながらゴールも生まれるものだ」
上田の決定力、そしてDF渡辺剛の鉄壁の守備もあり、フェイエノールトはリーグ戦5戦全勝中。2位のPSVに勝ち点「3」差をつけて首位を快走している。