リヴァプールがダービーマッチを制した[写真]=Getty Images プレミアリーグ第5節が20日に行われ、リヴァプールとエヴァートンが対戦した。
リヴァプールはFAコミュニティ・シールド2025でクリスタル・パレスにPK戦で敗れたものの、その後のリーグ戦では終盤の勝負強さを見せ、リーグ戦4連勝を達成。さらにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリード戦でも後半アディショナルタイムの得点で競り勝ち公式戦5連勝をマークしている。一方のエヴァートンはここまで勝ち点「7」を獲得し、6位と好調をキープ。今夏獲得したジャック・グリーリッシュが攻撃でアクセントとなっている。
今回の対戦で247回目となる『マージーサイド・ダービー』はリヴァプールのホーム『アンフィールド』での開催。日本代表MF遠藤航は、ベンチから出番を待つ一戦となる。
序盤からリヴァプールがボールを保持すると、11分にスコアが動く。右サイドのモハメド・サラーに展開すると、サラーは中央に走り込んだライアン・フラーフェンベルフに柔らかいクロス。バウンドにうまく合わせたシュートはネットに吸い込まれ、リヴァプールが先制する。その後も素早いプレスをかけ続けるホームチームが試合を支配する。
対するエヴァートンは27分、グリーリッシュが左サイドを抜け出し、ペナルティエリア内に侵入したキアナン・デューズバリー・ホールにパス。思い切りよく足を振ったが、枠を捉えることはできない。しかし、次の得点はリヴァプールに。アレクシス・マック・アリスターがボールを回収し、フラーフェンベルフにボールが渡る。フラーフェンベルフはエヴァートンDFの背後に走り込んだウーゴ・エキティケにスルーパス。狙いすましたシュートは再びネット揺らし、スコアを2−0とする。
GKジョーダン・ピックフォードからロングボールを効果的に使い徐々に盛り返しを見せるエヴァートンは、前半アディショナルタイムにチャンスを作るも、イドリッサ・ゲイェのシュートはミートできなかった。
後半に入ると、エヴァートンが攻め、リヴァプールがカウンターを狙う構図で試合が推移。すると58分、グリーリッシュが左からクロスを上げ、イリマン・エンディアイエの落としにゲイェが強烈な一撃。エヴァートンが1点を返す。その後もエヴァートンがペースをつかみ、左サイドからチャンスを作り続ける。
リヴァプールはカウンターから得点の機会をうかがう。サラーから途中出場のフロリアン・ヴィルツにパス。ヴィルツは一人交わすも、ジェームズ・ターコウスキーのタックルが間に合う。後半はエヴァートンが攻め続けたものの、リヴァプールが試合をクロージングし終了。リヴァプールは2−1で勝利を収め、開幕5連勝を達成した。
リヴァプールは23日にカラバオカップ3回戦でサウサンプトンと対戦し、27日に第6節クリスタル・パレスとの戦いを控えている。エヴァートンも同様に23日にカラバオカップ3回戦でウルヴァーハンプトンと激突し、リーグ戦は29日にウェストハムと相まみえる。
【スコア】
リヴァプール 2−1 エヴァートン
【得点者】
1−0 11分 ライアン・フラーフェンベルフ(リヴァプール)
2−0 29分 ウーゴ・エキティケ(リヴァプール)
2−1 58分 イドリッサ・ゲイェ(エヴァートン)
【動画】フラーフェンベルフの先制点!
ポケットの取り方もフィニッシュも巧み👍
フラーフェンベルフがリヴァプールに先制点をもたらす⚽
🏆プレミアリーグ第5節#リヴァプール v #エヴァートン
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