画像提供:マイナビニュース日本旅行メディア・アライアンス・トラベル営業部 鉄道・バス企画デスクは25日、「『日本旅行創業120周年記念号』で行く国鉄型電車探訪2日間」について発表した。12月6日に出発する2日間のツアーで、特急「しなの」の383系(6両編成)が大阪〜長野間を踏破するほか、しなの鉄道の115系(横須賀色・湘南色)、えちごトキめき鉄道の455・413系にも乗車できる。
団体貸切特急列車「日本旅行創業120周年記念号」は、滋賀県草津市で創業した日本旅行が、1908年に善光寺参りの団体旅行で運行したという「大阪〜長野 直通団体貸切列車」を現代風に復刻。特急「しなの」で活躍するJR東海の特急形電車383系(6両編成)を使用し、2016年3月まで運行され、かつて日本最長昼行特急列車でもあった大阪駅発着の「しなの」と同様の運行経路でJR西日本・JR東海・JR東日本の3社を踏破し、長野駅まで運転される。
同列車の往路は12月6日に大阪駅8時25分発・長野駅15時26分着で運転。大阪駅の他に京都駅でも乗車でき、往路の車中でオリジナル弁当と懐かしの揉み出し茶も提供する。復路は12月7日に長野駅13時30分発・大阪駅21時3分着で運転。大阪駅の他に名古屋駅と京都駅でも離団可能とのこと。往路・復路ともに中央本線の駅で休憩時間を設ける。
訪問地の長野(信越地区)で、いまや希少となった国鉄型電車3種類が急行運転を行う貸切列車「120周年リレー号」も運行。12月6日は長野駅で「日本旅行創業120周年記念号」(往路)から接続し、しなの鉄道の115系横須賀色に乗車。上田駅まで往復運転を行い、上田駅で115系の幕回しも実施する。12月7日はしなの鉄道の115系湘南色で長野〜妙高高原間、えちごトキめき鉄道の455・413系で妙高高原〜高田間を乗り継ぎながら往復し、復路の妙高高原駅で島式ホーム(2・3番線)に115系と455・413系が並ぶ演出も。高田駅で455・413系の幕回しも予定している。長野駅到着後、「日本旅行創業120周年記念号」(復路)へ乗り継ぐ行程となる。
旅情を盛り上げる乗車記念硬券をはじめ、沿線の特産物も土産品として提供。計4プラン(A〜Dプラン)を用意し、すべての列車で1人につき1席利用できるAプランは大人6万4,000円・小人5万3,000円、貸切特急列車で1人につき窓側から2席、その他の列車で1人につきクロスシート1ボックスを占有利用できるDプランは大人14万6,000円・小人12万4,000円とされた。
最少催行人員は65人。ツアー目次ページ(「日本旅行 鉄道目次」で検索)からアクセスできる専用予約サイトにて、9月29日15時からツアーの予約を開始する。(MN 鉄道ニュース編集部)