
集英社は9月26日、年4回刊行していた「MORE」(紙版)の刊行を一旦終了すると発表しました。全盛期を知る読者の間では、「ショックだなあ」「一番好きな雑誌でした」「ファッションのお手本でした」など、悲しみの声が広がっています。
同誌編集部は公式サイトの中で、「突然のご報告ではありますが、本日、2025年9月26日発売『MORE Autumn 2025』号をもちまして雑誌『MORE』の刊行をいったん休止することになりました。1977年の創刊以来、長きにわたり、読者のみなさまにご支持いただき、心より感謝申し上げます」と説明。「読者のみなさま、スタッフ及びお力添えくださったすべての方々に改めて感謝申し上げます 。ありがとうございました」と感謝を伝えました。
「MORE」は月刊誌として1977年に創刊。講談社発行の月刊誌「with」とともに多くの若い女性たちから人気を集めました。withは2023年3月発売の5月号で定期刊行を終了。MOREも2023年9月からは、年4回発行の季刊誌に刊行形態を変更しました。歴代の表紙には菅野美穂さんやSHIHOさん、綾瀬はるかさんらがたびたび登場。現在のモデル一覧には、本田翼さん、井桁弘恵さん、内田理央さん、新川優愛さん、逢沢りなさん、土屋巴瑞季さん、鈴木友菜さんらが名を連ねています。
なお、地方再生をテーマにしたプロジェクト「MORE JAPAN」は継続するといい、「今後は『MORE JAPAN by SHUEISHA』として、集英社が刊行する雑誌・WEBメディア・SNSを通じ、より幅広く日本各地の魅力を発信する取り組みへと拡大してまいります。ご期待ください」としました。
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ネット上では「青春の思い出が」「若い頃は毎号買ってました」「さみしいです」「時代の流れを感じます」「美容室でもタブレットを渡されてデジタル版を読むからなあ」など、愛読者らの声が相次いでいます。