収納したいものがたくさんあるけどスペースが限られている……古民家の土間を収納力抜群のスペースに作り替えたDIY動画が注目を集めています。
動画を投稿したのは、2020年11月に開設されたYouTubeチャンネル「かみおか夫婦〜島移住DIYlife〜」。脱サラして淡路島に移住した夫婦が、築55年の古民家をDIY・リノベーションしていく様子を投稿しています。
今回紹介する動画では、DIYで土間に収納を設けていきます。置きたい物がたくさんある一方、さほどスペースは広くないのが悩みどころとのこと。「収納力重視」で見た目はあまりおしゃれにならなそうなので、対策としてごちゃつき感が見えないよう目隠しを設けると説明しています。
まずはキャンプ用品を入れる、幅の広い収納棚を作成していきます。ホワイトウッドの長い角材をヤスリ掛けし、短い角材を150ミリ間隔で取り付けてハシゴ状のフレームを作っていきます。
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フレームをもう1つ用意してから、ヤスリ掛けした棚板を作成。2つのフレームの間に配置して角材に固定します。一番上の板には若干幅広の棚板を取り付けます。できあがった棚を土間の壁に固定します。
続いて靴棚を作成します。荷物の収納棚と同じように、長い角材を4本用意してヤスリ掛けし、棚板を直接固定していきます。
一番下の段は長靴を入れられるように、その次の段は背の高いブーツなどを入れられるように棚板の間隔を調節。それ以降の棚板は等間隔で配置していきます。1つの段には靴が2足入れられます。
合計11枚の棚板を取り付けたら、足元に固定タイプのキャスターを取り付けます。直接取り付けるのではなく、底面に角材を付けた上から設置し、段差に干渉しないようにします。棚板を留めたビスが見えないよう埋木もしておきます。この靴棚を土間に設置していきます。
靴棚を設置する壁に、スライドレールを取り付けます。まずはスライドレールが枠に干渉しないように細長い木材を固定。この木材にレールを取り付けます。同じようにスライドレールをもう1本設置したら、完成した靴棚をレールにセットします。これで、必要に応じて手前に引き出せる靴棚が完成しました。
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さらにキャンプ用品の収納棚と同じような棚をもう一つ作ります。最初の棚は棚板の位置を変えられるようにしていますが、今度の棚は棚板を決まった位置に固定します。設置場所は最初の棚の隣。ハシゴ状のフレームを作成して壁や隣の棚に固定してから、棚板を設置します。一番上の棚板はダウンライトの光を遮らないよう奥行きを少し狭くしています。
こうして全ての棚を作成したら、早速荷物を入れていきます。サイズもしっかり計測しているので、キャンプ用品や釣り具、ゴルフバッグなどが次々に収まっています。しかしまだまだ収納したいアイテムがあるため、もう1つ大きな棚を作っていきます。
最後の棚は四角いフレームを作って背板を取り付け、棚板を中に入れます。底面にはキャスターを付けて動かせるようにしています。転倒防止のためにチェーンを付けるほか、荷物の落下防止対策も行うとのこと。
最後にパネルカーテンを設置して使わないときに棚を隠せるようにして完成です。
DIYの結果、玄関の土間は収納力をしっかり確保した空間に。収納力を優先したため「おしゃれな見た目にはならなかった」とのことですが、カーテンで隠せばスッキリとした見た目です。
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YouTubeのコメント欄では「収納に困っているので、真似していきたいです」「靴の棚がスライドするところが素晴らしい」「収納力バツグンで最高ー! 理想的過ぎる〜」などの反応が寄せられ、見た目についても「十分おしゃれですよ」「オシャレな収納」との声が見られました。
動画提供:YouTubeチャンネル「かみおか夫婦〜島移住DIYlife〜」
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