
スマートフォン大手の中国Xiaomiが、9月28日まで東京・秋葉原で開催中の「Xiaomi EXPO 2025」。新型スマートフォン「Xiaomi 15T Pro」や、小型サイズのハイエンドタブレット「Xiaomi Pad mini」、チューナーレステレビなどを発表したほか、自社開発のEV「SU7 Ultra」を国内初展示している。
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SU7 Ultraは、同社初のEV「SU7」の上位モデルで、3モーターにより最大出力は1548PSに達し、0-100km/h加速は1.98秒、最高速度は350km/hを実現している。世界中の自動車メーカーがこぞってタイムを競う独ニュルブルクリンクでのラップタイムは、量産EV最速の7分04秒957を記録している。SU7 Ultraは、サーキット向けの高出力バッテリーパック、最適化された冷却・ブレーキシステム、デュアルチャンバー式エアスプリング、アダプティブダンパーなども備えている。
展示されたSU7 Ultraだが、通常モデルの「SU7」、SUVモデルの「SU7 MAX」含め、日本での販売予定はないという(Xiaomi日本法人のスタッフ談)。展示車両は日本で公道走行できるものでもなく、展示車両には触れることすらできなかったが、イベントでは多くの来場者がSU7 Ultraを写真・動画で収めていた。
なお、販売できない本物のEVの代わりに、SU7とSU7 Ultraの1/18ダイキャストモデルを用意。SU7は1万4800円、SU7 Ultraは1万6800円で販売する。展示されていたモデルは、ドアの開閉機構なども備えていた。
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