“ひろゆき”こと西村博之氏 (C)ORICON NewS inc. 実業家のひろゆきこと西村博之氏が27日、YouTube『ひろゆきと語る夜 #変われ自民党 日本の未来を語れ!』に出演。「ステマ問題」について、アドリブで切り込んだ。
【動画】ひろゆき、自民党総裁候補に“ステマ問題”アドリブで切り込む ひろゆき氏は「コメントだと、最初から『変われない自民党』とか言われてるんですけど」と切り出すと「コメントでも書かれてるんですけども、ステルスマーケティングと呼ばれるものが、IT業界、民間でもいろいろ起きてますと。やっぱり人の影響を与えるっていうのは、IT使いやすいよね。でもそれを黙ってやるのは良くないよねっていうのもあるし、別に法に触れない範囲ならいいんじゃない、いろんな考え方あると思うんですよ。ステマに関してどう思うかというのを、1人2分以内で順番にお願いできると…」と呼びかけた。
まずは小林鷹之氏が「そうした事案を耳にしています。ただあの小泉候補自身ももう謝罪をされてますし、再発防止に努めるという風に言ってますので、私自身はこの総裁選は、ONE自民ということで、より建設的な議論をかわす場にできたらなという風に思っています」との見解を披露。
続けて、茂木敏充氏も「自民党内のステマ、今ちょっと話題になっていますけど。小泉さんご自身がやったわけじゃないですけれどきちんと責任を感じると、こういう話もされてますので、みんなフェアに、ONE自民でやっていきたいと思ってます」と呼びかけた。
3番手の林芳正氏は「小泉陣営の話は、もしかして牧島さんがみんなに『これやってね』って言うんじゃなくて、みんなが小泉さんを見て『こうだよね』って言っていればステマじゃないんで、おそらく放っておいても、そういうコメント出てたなと思って。ちょっともったいない感じだったなと思いましたけど。いずれにしても、小泉さん自分でこんなことをやる人じゃないし。だけども、責任とって謝罪すると。これリーダーとして、あるべき姿だという風に私は思いました」と伝えた。
4番手の高市早苗氏は「自民党内のことについては、もう左に同じということで同じ意見でございます」と述べるに留めたが、ひろゆき氏が「となりに、ちょろっと…」と、高市氏のとなりに小泉進次郎氏がいることを笑顔で切り込む。高市氏は、笑みを浮かべ「見つめ合ってどうする?」とコメントした。
そして、最後に小泉氏が「今の件につきましては、ひろゆきさんは私に聞きたかったと思うんですけども、その分他の候補の皆さんに答えなくてはいけない環境を作ってしまったことも、大変申し訳なく思います。今回の件につきましては私を支援してくれている議員の方で私を応援するメッセージを広げたいという、そういった思いがあったとはいえ、やはりその中に一部いきすぎた表現、そういったことがあったと思います。そういった報告を受けてますので、知らなかったとはいえ、最終的に私を支援をしてくれている議員のもとで、私の総裁選のために起きたことですから、私として本当に申し訳なく思っています」と謝罪した。
その上で「この議員からは、政策議論にこれ以上水を差すわけにはいかないと、担当から引きたいと、こういった申し出がありました。今、その議員に対しては殺害予告、そして事務所の爆破予告、こういったことが寄せられている状況になって、警察と相談をしている状況でもあります。こういったことに至ってしまったこと、本人も身の危険そして命を脅やかされるような状況である中で、私の選対本部長の加藤勝信本部長とも相談をして、本人の申し出を受け入れるべきだろうと、担当から外れることになりました。いずれにしても、今回のことはトップである私に責任があることです。しっかりと緊張感を持って、陣営の中で同じようなことが 2 度と起きないよう、最後まで丁寧に戦い抜きたいと思います」と締めくくった。
小泉氏のスピーチを聞き終えたひろゆき氏は「けっこう難しい問題なのに、しっかり残り3秒で終わらせてきましたね」と感心した様子で語っていた。
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