【西武】西口監督「思い切った采配、選手交代、起用をしておけば」就任2年目の来季へ決意

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2025年09月29日 22:13  日刊スポーツ

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西武対ロッテ 本拠地最終戦セレモニーであいさつする西武西口監督(中央)(撮影・垰建太)

<西武2−0ロッテ>◇29日◇ベルーナドーム



西武は本拠地最終戦を白星で締めくくり、今季ベルーナドームで33勝30敗2分けとホーム勝ち越しを果たした。


試合後、セレモニーが行われ、西口文也監督(53)がグラウンドのマウンド付近に立ち、残り試合と就任2年目に向けた決意を力強く語った。


まず、「チームは今年もクライマックスシリーズに進むことはできませんでした。それにもかかわらず、ホーム最終戦含めて連日連夜、多くのライオンズファンの方々に足を運んでもらい、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。


続けて、「ここからはちょっと口調を変えてしゃべります」と前置きし、「今シーズンは息詰まる投手戦は何回も見ることができたと思います。ですが打ち勝つような試合はなかなかお見せすることができなかった。やはりチームの課題は打つ方です」とあと1本が出れば勝てた試合がいくつもあったと振り返り、悔しさをにじませた。


さらに、「私自身も思い切った采配、選手交代、起用をしておけばよかったなっていう試合もありました。そこは反省して、来シーズンにつなげていきたいと思います」と力強く語り、来季への決意をファンに伝えた。


チームはビジターでオリックス戦2試合、楽天戦2試合の計4試合を残す。シーズン終了後には秋季キャンプに入り、さらなる進化を目指す。西口監督は「秋季キャンプでは技術練習だけでなく、フィジカルからしっかりと鍛えて、選手には一回りも二回りも大きくなってもらいたい」と語り、来季へ向けた熱意を場内に響かせた。


最後に「来シーズンは1試合でも多くファンのみなさまに笑顔で帰ってもらえるように、1試合でも多く満足した試合をお見せできるように、選手一丸となってこれからも頑張っていきます」と締め、ファンに手を振る選手たちとともに、場内を1周して感謝の意を示した。

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