教員グループが女子児童の盗撮画像などを交流サイト(SNS)のグループチャットで共有したとされる事件で、愛知県警少年課は30日、新たに東京都豊島区立池袋第三小の教員、沢田大樹容疑者(34)=埼玉県朝霞市西弁財1=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(所持)容疑で逮捕した。
沢田容疑者は「(画像は)SNSで入手した」と容疑を認めているほか、「盗撮行為も行っていた」という趣旨の供述もしているという。県警は盗撮容疑でも調べる。
この事件ではこれまで、名古屋市と神奈川県、北海道の教員計5人が逮捕されており、逮捕者は6人目。
沢田容疑者の逮捕容疑は9月30日、自宅で、女児の裸が映った児童ポルノ画像2点と動画1点を所持したとしている。画像はSDカード内に保存されていた。
県警によると、沢田容疑者は児童ポルノを所持し始めた時期について、「2022年に教員となり、子供と接するようになってから」と説明しているという。
|
|
県警は自宅からパソコンやスマートフォン、ハードディスクなどのほか、体や乗り物に取り付けて動画撮影できる小さな「アクションカメラ」を押収。画像の入手先や、画像をチャット内で共有していたかどうかについても追及する。
チャットは名古屋市立小の教員、森山勇二被告(42)=性的姿態撮影処罰法違反などの罪で起訴=が管理していたとされ、愛知県警は全国の小中学校の教員10人程度が参加していたとみて捜査を進めている。【丘絢太】
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。