1日に開業した高級ホテル「エスパシオ ナゴヤキャッスル」の外観=9月25日、名古屋市西区 興和の100%子会社エスパシオエンタープライズが運営する高級ホテル「エスパシオ ナゴヤキャッスル」(名古屋市西区)が1日、開業した。東側に隣接する名古屋城の天守のような外観と、日本の伝統工芸を生かした豪華な内装が特徴。
地上11階、地下2階建てで、客室は100室ある。1部屋1泊20万円程度から。2020年に休業した「ホテルナゴヤキャッスル」を建て替えた。
国際会議や富裕層旅行客の誘致のため、愛知県と同市が創設した「高級ホテル立地促進補助金」の対象で、計20億円の支援を受ける。開業式典に出席した同県の大村秀章知事は「和の要素をふんだんに取り入れた素晴らしいホテルだ」と絶賛した。