

定職についていない兄は、きっと平日でも家にいるだろう。そう思った俺は、ツバサから話をされた翌日、急遽仕事を休んですぐに実家へ行った。俺からの電話にはきっと出ないだろうし、顔を突き合わせて話をしたほうがいい。



「警察」や「弁護士」というワードを出しても兄はまったくひるまない。「現時点で何ができるんだよ。俺は何も悪いことはしていない。姪っ子に連絡しただけだろ」とヘラヘラしている。そんな兄の様子に俺は余計に腹が立った。

兄が送った気持ち悪いメッセージをツバサから見せられて、翌日すぐに実家へ向かった。
直接会って話すしかないと思ったからだ。案の定、兄はのらりくらりとかわして、まともに話を聞こうとしない。
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母も母だ。注意はしたが、オロオロするばかりで俺の言葉に耳を貸す様子がない。
結局、母の頼りにならない姿と兄の異常な執着を目の当たりにしただけで終わってしまった。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・ゆずぽん 編集・石井弥沙
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