<阪神6−2ヤクルト>◇2日◇甲子園
阪神大山悠輔内野手(30)が最終戦で3打席連続四球を選び、出塁率でセ・リーグトップに躍り出た。「4番一塁」で出場。初回2死で迎えた第1打席は四球。3回2死一塁の第2打席でも四球を選び、前川の3ランをお膳立て。さらに5回1死の第3打席も四球を選び、出塁した。出塁率は3割6分2厘8毛に上昇し、トップを走っていた巨人泉口を7毛差で上回り、1位に浮上。タイトル争いは2試合を残す広島小園がライバルとなる。
ただ、この日は原口の引退試合。自らのタイトル争いよりも、大山のハートを熱くした。「いろんな思いがありますし、入団してからたくさんお世話になった。今日、試合に出てもらってファーストについてもらうというのを何とかしたかった。最後、実現できて本当によかったと思います。今日は原口さんのための試合ですから」としみじみと語った。
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