元日本テレビ政治部記者で政治ジャーナリストの青山和弘氏が4日、ABCテレビの生情報番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分=関西ローカル)に生出演した。
5人が立候補した自民党総裁選の投開票が4日午後、行われる。青山氏は独自取材による4日午前9時の最新情報を解説した。
報道各社の事前予測は軒並み、小泉進次郎農相(44)と高市早苗前経済安全保障担当相(64)が先行し、林芳正官房長官(64)が猛追するとの構図。小林鷹之元経済安保相(50)、茂木敏充前幹事長(69)は伸び悩んでいる。
「だれが新総裁に選ばれるのか?」の問いに青山氏は自民党総裁選の1回目の投票は国会議員票は小泉氏「100」、高市氏「65」、林氏「70」、党員票は小泉氏「85」、高市氏「110」、林氏「75」。合計では小泉氏「185」、高市氏「175」、林氏「145」と予想した。
共同通信の調査では高市氏の国会議員票は「50人弱」の予想だが、青山氏は「高市陣営に聞くと、相当切り崩したみたい。70はいくと言っている人もいる」と解説した。
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青山氏は「三つどもえと言われているけど、小泉氏と高市氏の決選投票になる可能性が高い」と予想した。
小泉氏と高市氏が国会議員票と都道府県票(47票)の決選投票になった場合のポイントは、高市氏の1回目の党員票だと指摘した。
決選投票の場合に「ここで出てくるのが麻生さんの指示です。麻生さんはまだ指示は出していないが、党員票を重視すべきだと言う可能性が少し出てきている。茂木さんといっしょに高市さんに乗ってくる可能性がある」と解説した。
1回目で小泉氏と高市氏の党員票に大差がついた場合、「待てよ。これでいいのかというプレッシャーがどこまで効くのか。一定程度、小泉さんの優勢と思うが、まだ分からない」と現状を分析した。
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