ラッピング記念列車が運行=山手線、環状運転100年―東京

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2025年10月04日 13:02  時事通信社

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環状運転100年を迎えるのを記念し、過去に運行していた103系(左)と205系の復刻デザインにラッピングされた山手線の車両=9月29日、東京都品川区
 JR東日本の山手線が環状運転を開始してから来月1日で100年を迎えるのを前に、かつて山手線を走っていた車両のデザインを復刻した記念列車が4日、運行を始めた。「103系」と「205系」のデザインにラッピングした2編成で、来月3日まで運行する。

 午後0時半すぎ、大崎駅で多くの鉄道ファンが見守る中、103系の記念列車が発車。午後1時すぎには205系も出発した。立ち会った北島正美・大崎駅長は「これからの100年に向け、さらに魅力ある山手線を目指したい」と語った。

 山手線は、1885年に原型となる品川―赤羽間が開通。延伸などを経て、1925年に上野―東京間の高架線が完成し、全長34.5キロの環状線となった。

 現在は50編成あり、ラッシュ時は3〜4分に1本の間隔で運転。1日当たり約97万人が利用し、上野、品川、渋谷、新宿、池袋など、東京都心の計30駅を約1時間かけて一周している。

 103系は1963〜88年まで運行した全面うぐいす色の車両。205系は初のステンレス製で、2005年まで運行した。 

環状運転100年を記念するラッピングをされた山手線の車両=9月29日、東京都品川区
環状運転100年を記念するラッピングをされた山手線の車両=9月29日、東京都品川区


JR大崎駅に入る復刻デザインにラッピングされた山手線の車両=4日午後、東京都品川区
JR大崎駅に入る復刻デザインにラッピングされた山手線の車両=4日午後、東京都品川区

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