最古の頭突き恐竜化石発見=1.1億年前の新種―モンゴル

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2025年10月04日 14:31  時事通信社

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時事通信社

最古の頭突き恐竜同士が争っている想像図。モンゴルの約1億1000万年前の地層から新属新種の化石が発見された(岡山理科大、福島県立博物館、服部雅人氏提供)
 頑丈なドーム状の頭骨が特徴の「頭突き恐竜」で最古の化石をモンゴルの約1億1000万年前(白亜紀前期)の地層から発見したと、同国の古生物学研究所や福島県立博物館、岡山理科大などの国際研究チームが4日までに発表した。ほぼ全身の骨格がそろい、まだ子どもなのに頭骨が発達していることが分かったという。

 これまでアジアや北米大陸で見つかった頭突き恐竜(パキケファロサウルス類)の化石は8000万〜6600万年前と比較的新しかったため、頑丈な頭骨の進化過程を解明する手掛かりになると期待される。論文は英科学誌ネイチャー電子版に掲載された。

 化石の個体は2歳以上で、体長は約1メートル、体重は約6キロと推定された。頭骨の構成や歯の形状などから新属新種に分類され、学名は「頭突き恐竜の起源の尊い宝」という意味の「ザバケファレ・リンポチェ」と命名された。 

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