浴衣のハギレをつなぎ合わせたら…… 驚きのリメイクに「こんな使い方もあるんですね」「着心地が良さそう」「作りたい」

0

2025年10月04日 16:00  ねとらぼ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ねとらぼ

浴衣のハギレをつなぎ合わせたら……

 浴衣のハギレを使って作る“ゆったりシルエットのブラウス”がYouTubeで紹介されました。動画は記事執筆時点で3万1000回以上再生されています。


【画像】完成品を見る


 動画を投稿したのは、自宅で着物リメイク教室を開催している華さん。古い着物を今風にリメイクする方法をYouTubeチャンネル「古布リメイク 華」で発信しており、以前には1000円の浴衣をすてきなワンピースに変身させて話題になりました。


 今回は浴衣のハギレを使ったブラウスの作り方です。モモンガのようなゆったり袖で、オーバーサイズに仕上げます。


 ハギレは縫い合わせて使うので幅はバラバラでもいいのですが、同じ素材を組み合わせるのがコツとのこと。型紙に合わせて長めに荒裁ちをして、1センチの縫い代でミシンをかけます。横幅は110センチが目安。縫い代の処理が必要な箇所は2枚一緒にロックミシンをかけました。その後、縫い代をどちらかに倒して表側からミシンステッチをかけます。


 前身頃用の生地の中心を輪に外表に2つ折りして型紙を重ね、縫い代を付けて裁断しました(型紙はメルカリから購入できます)。袖口は縫い代を2.5センチ付けてカットし、縫い代分を折ってから脇側をカットします。一部の縫い代は出っ張った形になりました。


 その後、両面チャコペーパーを生地の間に挟み、裏側に印を付けます。襟ぐりの中心部分にも印を付けました。後ろ身頃用の生地も同様に裁断し、チャコペーパーで印を付けます。


 続いて襟ぐりの見返しです。前後の中心を輪にして接着芯を大きめに荒裁ちし、アイロンで生地の裏側に貼ってから縫い代を付けて裁断し、チャコペーパーで印を付けました。


 前後の肩を縫い、2枚一緒にロックミシンで縫い代の処理をします。肩の縫い代は後ろ側に倒しました。次に袖口を三つ折り(1センチ折り→1.5センチ幅の三つ折り)にしてミシンをかけます。このとき、端の出っ張った縫い代は切りそろえておきました。35センチの長さのゴムを通し、両端をミシンで止め縫いして袖口を縮めます。ゴムは6コールか8コールです。


 襟ぐりの見返しは肩を縫って輪の状態にしてから周囲にロックミシンをかけます。縫い代は広げました。身頃を広げて見返しを中表に合わせて両肩、前後の中心の印を合わせます。さらに細かくまち針でとめたら縫い代1センチで丸く1周縫い、前中心のV字のところをもう一度縫い、縫い代に切り込みを入れました。V字のところは縫い代5ミリくらいでカットし、先の方にも切り込みを入れます。


 見返しを表に返します。縫い代を身頃のほうに片倒しして縫い目を広げてアイロンをかけ、見返しを1〜2ミリ控えてアイロンをかけました。V字のところは折り目を付けます。続いて襟ぐりの表側から端ミシンステッチをかけ、裏側から見返しの周囲に端ミシンステッチをかけました。洗濯が多い夏服はこのようにステッチをするそうです。


 中表に合わせて縫い代1センチで脇を縫い、2枚一緒にロックミシンで縫い代の処理をします。縫い代は後ろ側に倒しました。脇のロック糸は結んでから2センチくらいにカットし、縫い代の中に入れてかんぬき止めで押さえておきます。


 最後に裾上げです。1センチ折ってから1.5センチ幅の三つ折りにして端ミシンで仕上げます。後ろ身頃の脇のゴムの通し口を1.5〜2センチ開けました。6コールか8コールのゴムを100センチの長さにカットして通し、端を1センチ重ねて手で縫ったら完成です。ゴム通しの穴も伏せておきました。


 完成したブラウスはゆったりシルエットでとても涼し気です。コメント欄には「ハギレのこんな使い方もあるんですね」「浴衣地なら汗かいちゃう猛暑でも着心地が良さそうですね」「前のV開きがアクセントですね」「実際に着用された感じがとてもかわいいですね」「見る側も涼しさを感じますね。作りたいです」といった声が寄せられています。


 YouTubeチャンネル「古布リメイク 華」では、この他にもさまざまな着物リメイク動画が公開中です。


動画提供:YouTubeチャンネル「古布リメイク 華」




    ランキングIT・インターネット

    アクセス数ランキング

    一覧へ

    前日のランキングへ

    ニュース設定