J1自動昇格の行方を占う大一番だ。勝ち点「55」の3位千葉と同「56」の2位長崎が『フクダ電子アリーナ』で激突。前半は千葉が多くのチャンスを作り出したが、なかなか決定機を生かすことはできない。すると45分、長崎が思わぬ形で先制に成功する。カウンターでマテウス・ジェズスが深い位置まで運び、左のエジガル・ジュニオに展開。エジガル・ジュニオが左足でクロスを送ると、これが右ポストを叩いて直接ゴールに吸い込まれ、長崎が1点リードで折り返す。
後半も千葉が攻めあぐねるなか、72分に長崎がリードを広げる。翁長聖が山��凌吾とのワンツーパスで右サイドを崩してクロスを送り、ボックス中央の松本天夢が頭で合わせて押し込んだ。
千葉は最後までゴールが遠く、守護神の後藤雅明を中心に最後まで集中を保った長崎が2点リードで逃げ切った。長崎は3試合ぶりの白星で高木琢也体制での無敗を維持し、5日に愛媛FC戦を控える水戸ホーリーホックをかわして暫定首位に浮上した。千葉は3試合ぶりの黒星で長崎との勝ち点差は「4」に広がった。
次節、長崎は18日にホームでヴァンフォーレ甲府と、千葉は19日に敵地で水戸と対戦する。
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ジェフユナイテッド千葉 0−2 V・ファーレン長崎
【得点者】
0−1 45分 エジガル・ジュニオ（長崎）
0−2 72分 松本天夢（長崎）
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