【京都大賞典予想】昨年は三連単141万馬券の大波乱! 近走安定感十分も過去傾向から軽視したい人気馬とは

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2025年10月04日 16:30  netkeiba

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ショウナンラプンタ(c)netkeiba
 今週の日曜日は、京都競馬場で京都大賞典(GII・芝2400m)が行われます。

 昨年の京都大賞典は8番人気、4番人気、11番人気の決着で三連単141万馬券の大波乱となっています。13年以降の京都芝2400mで行われた京都大賞典(計10レース)を見ると、6番人気以下が3勝2着5回3着1回と結果を残しており、人気薄の馬にも注意が必要な一戦であることは頭に入れておいた方がよさそうです。

 また、前走が6番人気以下の馬も4勝2着6回3着4回となっており、単勝回収率403%、複勝回収率171%と期待値の面で高い数値を残しています。大波乱となった昨年の上位3頭も前走は6番人気以下となっていましたし、前走で人気がなかった馬でも好走する可能性があるのが京都大賞典の特徴のひとつと言えそうです。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走11番人気以下で4着以下(ただし、GII以上で勝ち鞍のある馬は除く)
[(0-0-0-10]複勝率0%
該当馬:カネフラ、ショウナンラプンタ、ボルドグフーシュ、ミクソロジー、メイショウブレゲ、ワープスピード
※特に言及のない限り、データは13年以降の京都芝2400mで開催された京都大賞典(計10レース)を対象にしています。

 上位人気が予想されるショウナンラプンタが該当しました。

 前走が人気薄でも好走する可能性があると先述しましたが、前走で11番人気以下だった馬の取り扱いには注意が必要です。

13年以降の京都芝2400mで開催された京都大賞典(計10レース)で、前走11番人気以下だった馬は25頭が出走し2着3回3着1回。馬券に絡んだのは前走で人気薄の評価を覆し3着以内と結果を残していた馬とGII以上で勝ち鞍のある馬のみとなっていました。前走3着以内の馬は近況の好調さを生かして好走していると考えられますし、GII以上で勝ち鞍のある馬は能力が十分に足りる馬と言えます。

 該当馬に挙げたショウナンラプンタは前走の宝塚記念に11番人気で出走し4着。これまでにGII以上で勝ち鞍を挙げられていないことから、今回は人気でも軽視するのが正解かもしれません。

 昨秋以降は安定した走りを見せている本馬ですが勝ち星は挙げられず。ワンパンチ足りない成績が続いています。後方から脚を使うタイプで展開に左右されることや、直線での瞬発力に物足りない面があることなどがこのような成績になっている要因と言えそうです。

 今回は京都の開幕週で前が簡単には止まらないでしょうし、多頭数の競馬になることもプラスとは言えません。このメンバーが相手でも上位に来るだけの地力はありますが、今回は不安材料も抱えている印象ですし、配当妙味からすれば本馬の評価を割り引いて考えるのが得策かもしれません。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。

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