巨人吉川尚輝内野手(30)が雪辱の舞台に臨む。4日、東京ドームで行われた1軍練習に合流。右脇腹痛で9月14日から離脱していたが、11日から始まるDeNAとのCSファーストステージ(横浜)へ、頼もしい主軸が戻ってきた。打撃練習では柵越えも放ち、二塁守備も軽快。「貢献できるように」と力を込めた。
リーグ優勝で臨んだ昨年のCSファイナルステージは、ベンチ裏にいた。9月下旬に負傷した左脇腹が癒えず、試合中はモニターで戦況を見守るしかなかった。DeNAに下克上を許し、無念さが募った。「今年は今年。立場が違うのでやるだけ。気持ちを出して頑張りたい」と挑戦者としてリベンジ機会が訪れた。
今季と同じく3位で進出し、阪神に2連勝した21年のCSファーストステージ。初戦の5回に先制適時打を放った経験も力強い。「勝つことだけを考えて。一丸となって戦えれば」と時を待つ。
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