
無印良品の「撥水中わた入り 巾着バッグ」(以下、巾着バッグ)は、高級感のあるショルダーバッグです。
ふんわりとした、かわいらしい印象のバッグですが、使い勝手はどうなのでしょうか。実際に使ってみたので、感想をまとめます。
●価格は5990円 それ以上の価格に見えそうなバッグ
無印良品の巾着バッグは、少し光沢があって落ち着いた雰囲気です。筆者は、どことなくPORTER(ポーター)のバッグに似ているなと感じました。もちろん、並べて比べると違いはたくさんあると思いますが、ぱっと見た感じが似ているように思えたのです。
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この巾着バッグの価格は5990円(税込、以下同)ですが、何も知らずに見ると、もっと高く見えるのではないかと感じました。
一方で、5990円というと、無印のバッグにしては高すぎると感じる人も少なくないと思います。もちろん同じくらいの価格帯や、それ以上の商品もあるものの、とはいえ5000円を超えると購入に悩むこともあるでしょう。
この巾着バッグははっ水性はあるものの、5990円という価格に納得できるかどうかは、使い勝手次第というところでしょう。
●内側のスペースは意外と広い
巾着バッグは、製品名の通り、開口部をドローコードでぎゅっと締める巾着スタイルのバッグです。サイズは約34(縦)×24(横)×24(マチ)cm。マチが広いため安定しやすいと感じました。
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内側にはファスナーポケットが1つあり、ここには鍵などを入れられそうです。しかし、他に仕切りなどがないため、中に入れたものは、まとまりにくいかもしれません。
例えば財布、ポーチ、水筒などサイズの大きいものは問題なく取り出せますが、小さめのメモ帳やエコバッグなどは、他の荷物に埋もれてしまう可能性があります。また、水筒やペットボトルは入るものの、立てて持ち歩くのは難しそうです。どうしても倒れてしまうので、その点は使いにくさにつながると感じました。
●ファスナー付きのポケットは使いにくい
巾着バッグには、外側に2つのポケットが付いています。ファスナーが見えないようにデザインされていますが、これによって物の出し入れがしにくくなっています。
ファスナーが見えにくい上に開けにくいため、頻繁に出し入れするスマートフォンなどを入れると、少しストレスを感じるかもしれません。このポケットは大きいのでさまざまな物を入れられますが、出し入れのしやすさという点が少し残念です。
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ファスナーを隠すことでおしゃれに見せる効果はありますが、このポケットはデザインの一部として捉えたり、頻繁に出し入れしない物を入れたりするのがよさそうです。
●ショルダーバッグと手提げの両方で使える
巾着バッグは見た目がとてもかわいらしく、ベルトの長さを調節することで、ショルダーバッグとしても、手提げとしても使えます(写真は身長160cmほどの人が使用)。
手提げにする場合、ベルトを最も短くした状態で手に持っても、底が床に付きそうになります。そのため写真のように、本体との付け根の近くを持つ必要がありそうです。ショルダーバッグとして使うのとは雰囲気が変わるため、ファッションアイテムとして取り入れるとよいのかもしれません。
この巾着バッグの価格は、先述の通り5990円で、カラーは黒とキャメル(筆者購入色)があります。取り扱いのある店舗はあまり多くないようなので、オンラインストアでの購入を検討してもよさそうです。また、5000円以上の購入で配送料が無料になる対象商品のため、送料は無料です。
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