<楽天3−2西武>◇4日◇楽天モバイルパーク
今季限りでユニホームを脱ぐ楽天岡島豪郎外野手(36)が、引退会見に臨んだ。
楽天一筋14年。プロ野球選手として悔いのない現役生活を送った。
「本当に自分1人ではここまでこられなかったというのはまず第一に思っていて、ファンの皆さんもそうですけど、どんな時でも背中を押してもらったというか、本当に声援が力になったので感謝しています」
引退を決断した時期については「5月から6月くらいかな。ちょっと自分では厳しいなっていうのは感じてきて、体もそうですし、思ったように動かなくなってきたというか、そのへんから本当に迷っていました」と明かした。
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入団直後はプロで活躍する自信はなかったという。「本当に入った時に3年頑張ろうと思ってたんで、それぐらいちょっとレベルの差というのを感じていたので、まさかそこから14年できるとは1ミリも思っていなかったですね」と、しみじみと振り返った。
星野仙一元監督との出会いも大きかった。「やっぱり星野さんに使ってもらって、結果で恩返しできるようにとやってこれたというのが、僕の中では一番の原動力かなと思います」と力を込めた。
会見が終わると岸、鈴木大、則本、村林、小深田ら総勢17人のチームメートがサプライズで現れた。球団によると引退会見に登場した選手数は過去最多だという。岡島は「多すぎでしょ(笑い)。花束も重かったし。でも本当、ありがたいですね。かわいいやつばっかりなんで、そういうやつがこれからのイーグルスを引っ張ってくれると信じているんで。頑張ってもらいたいです」と期待を寄せた。
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