写真 セリエA第6節が5日に行われ、勝ち点9で並ぶ5位のインテルと7位・クレモネーゼが対戦した。
ホームのインテルは、FWマルクス・テュラムがハムストリングを痛めて今節を欠場。FWアンジェ・ヨアン・ボニーが最前線でFWラウタロ・マルティネスとコンビを組んだ。一方、状態が心配されたハカン・チャルハノールはベンチ入りを果たした。
試合は立ち上がりからインテルが主導権を握る展開に。すると6分、ニコロ・バレッラのボール奪取からショートカウンターを発動。左サイドを抜け出したボニーの折り返しにL・マルティネスが合わせてインテルが先手を奪った。
その後も攻勢を続けるインテルは38分、左サイドの深い位置まで侵入したフェデリコ・ディマルコのクロスにボニーが頭で合わせて加点。後半に入ってもインテルペースは変わらず、55分にはCKの流れからセカンドボールを拾ったボニーの落としをディマルコがボックス手前から左足でゴール右隅に決めた。
さらに57分には相手GKのキックミスしたボールを高い位置で回収。左サイドでパスを受けたボニーがカットインからフリーのバレッラにプレゼントパスを送り、ゴールネットを揺らした。試合終盤、クレモネーゼは途中出場となったジェイミー・ヴァーディのボール奪取からショートカウンターを仕掛け、フェデリコ・ボナッツォーリが1点を返して試合は終了。ボニーが全得点に絡む活躍を見せたインテルが4発快勝で3連勝を飾った。
インテルは次節、インターナショナルウィーク明けの18日に敵地で上位のローマと対戦。今季初黒星を喫したクレモネーゼは、20日にホームでウディネーゼを迎え撃つ。
【スコア】
インテル 4−1 クレモネーゼ
【得点者】
1−0 6分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
2−0 38分 アンジェ・ヨアン・ボニー(インテル)
3−0 55分 フェデリコ・ディマルコ(インテル)
4−0 57分 ニコロ・バレッラ(インテル)
4−1 87分 フェデリコ・ボナッツォーリ(クレモネーゼ)