
週末になり、私たちは家族4人でスーパーへ買い物に行きました。転勤の話が落ち着かず、コウタとは相変わらず険悪でしたが、子どもたちの前ではそれを見せないようにしなくてはいけません。カートを押しながら、家族で和やかに買い物をしていました。そこへ偶然居合わせた同僚のハマダさんが声を掛けてきてくれました。

ハマダさんもお子さんが2人いて、うちの子どもたちと同じ年頃だといいます。さらにハマダさんは会社のルールで原則禁止されているはずなのに、単身赴任しているというのです……。それを一緒に聞いていたコウタは慌てたような顔をしています。
ハマダさんが会社の転勤事情を詳しく話してくれました。その内容はコウタが言っていたことと大きく違います……。私は怒りをその場では堪えながら相づちをうっていました。
ゆっくりとコウタの方を見るとコウタは、あからさまに「しまった!」という顔をしていました。
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週末にスーパーへ行くと、コウタの同僚であるハマダさんに偶然出会いました。よくよく話を聞いてみると、なんとハマダさんは単身赴任中とのこと。家族を置いてこちらに来ているそうです。しかも会社は単身赴任に理解があるらしいのです。ハマダさんの話を聞きながらコウタはしどろもどろ。
コウタの「単身赴任禁止」は嘘だったということでしょうか……? 帰宅後、じっくり話し合うことにしました。子どもたちの前では平静を装いましたが、コウタへの怒りが収まりそうにありません。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・魚師 編集・横内みか

