風邪で幼稚園のイベントに行けなかった3歳の娘のために……。そんな小さな「残念」を、お母さんのひらめきが特別な一日に変えました。
洗濯ばさみに吊るされたのは、色とりどりのぶどう。名付けて「おうちぶどう狩り」です。
発案したのは、Xユーザー・ちみさん。本来は幼稚園で「野菜を収穫するイベント」が予定されていましたが、娘さんが風邪気味だったため参加を断念することに。「折り紙で野菜を作ろうか」と自宅で出来る遊びを考えたところ、「せっかくなら実際に食べられる方が楽しいかも」と思い立ち、ピンチハンガーを使ったぶどう狩りを思いついたとのこと。
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娘さんはかつて家族で行ったいちご狩りがとても楽しかったことを覚えていたようで、目の前に現れた「おうちぶどう狩り」を見て大喜び。「次はどれを食べようかな?」と嬉しそうに選んでいたそう。
時には「ママは赤が好きだからこれはママの分ね」と優しい一言も。収穫したぶどうはちみさんが受け取り、食べやすくカットしてお皿へ。親子で並んでほおばるその光景は、本物の果樹園にも負けない温かさに包まれていたことでしょう。
投稿には11万件ものいいねが付く大反響が寄せられ、中でも多かったのが「うちも真似してみたい」という声。これにちみさんは「できればぶどうを何種類か用意すると、より楽しめるかと思います」と、アドバイスします。もしもぶどうがない場合は、さくらんぼやいちごでも代用できるのもポイント。
さらにこの翌日。前日の体験がよほど楽しかったのか、娘さん自ら「今日は準備も自分でやりたい」と言い出したそう。
二日連続にもかかわらず、ちみさんが洗って渡したぶどうを、せっせとピンチハンガーに取り付けては「どれにしようかな〜」とごきげんな様子だったとのこと。どうやらこの「自宅ぶどう農園」、しばらくは閉園しそうにないようです。
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<記事化協力>
ちみさん(@omochi3183)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025100607.html
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