
私は夫に、義姉からのお願いに前向きにはなれないことを話しました。
夫は、義母のための運転を分担することでわが家が回らなくなることがわかってはいるものの、きょうだいだから姉1人に負担させるわけにもいかないと言います。
夫は「姉ちゃんは母さんと同居しているから日頃の身の回りの世話をしてもらっている」と言いますが……。
義姉はハタチのときに出産しすぐに離婚して以降、ずっと実家に住んでいて、義両親に家事も子育ても手伝ってもらっていたそうです。なので義母の身の回りの世話を義姉がやるのは正直当たり前なのではないかと思ってしまうのです。
ひとまずお断りするという方向で、夫婦の意思は決まりました。
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本来であればきょうだいで平等に分担するべきなのでしょうが、わが家にはまだ手のかかる子どもがいて、向こうにはしなければならないような子育てはありません。それにわが家はこれまでほとんど義実家の手を借りていないので、義母のための運転は義姉に一任したいというのが本音です。
週末になり、ショッピングセンターに行った帰りに義実家に寄りました。はじめは近況など他愛もない話をしていたのですが、義母が料理をしに台所に立ったタイミングで義姉が本題について切り出しました。
大変と言っている義姉の手前断りにくいですが、夫婦で出した答えを伝えます。
夫婦で出した結論を伝えたところ、義姉は苦い顔をしました。
しかし義姉はもう子育てを終えていますし、家事もほとんど義母がしています。しかも、仕事があると言ってもパート勤務。決して上から目線で「子育てがあるから」「正社員として働いているから」と言いたいわけではありません。ただ状況的に考えて、買い出しや送迎くらいそんなに負担ではないでしょう……と思ってしまうのです。
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原案・ママスタ 脚本・ふみまる 作画・春野さくら 編集・海田あと

