ママスタ子どもには、成績アップのために集中してしっかり勉強してほしい。そんな風に親は思うものの、現実はなかなか理想通りにはいきません。先日ママスタコミュニティに、高校2年生のお子さんを持つ投稿者さんからこんな悩み相談がありました。お子さんは家ではやる気が出ないと言い、友達とカフェやファミレスに行って勉強しようとするそうです。
『「自習室が使えるように塾に通う?」と聞いても、塾には行きたがりません。図書館や市の施設にある自習ができるフリースペースも「テスト期間中は混んでいるから」と嫌がります。遊びに行っているとしか思えないのですが、旦那は「せっかく勉強するって言ってるんだから!」と喜んでカフェ代を渡し、私にも反対して「やる気を削ぐな」と言います。周りには頭のいい子もいますが、一緒にカフェに行く子たちはうちの子と同じく中の下ぐらいの成績。こんな勉強方法で成績が伸びるわけないですよね。「難関大学に!」とは思っていませんが、経済的に国公立大学しか行かせられません』
家ではなく、カフェやファミレスなどでお友達と一緒に勉強するお子さん。投稿者さんは勉強ではなく遊びに行っている気がするものの、旦那さんは勉強する姿勢を見せるお子さんを好意的に受け止めている様子。しかし来年の大学受験を控える中で、今の勉強習慣でいいのかとママたちに意見を求めていました。
カフェで友達と勉強、あり?なし?
『勉強できない子ほど、友達とつるむよね。塾の先生が「塾が終わってもいつまでも友達といる子は成績が上がらない」と言っていた。成績を伸ばそうとしている子は、図書館とかに一人で平気で行く。つるむのは、勉強より不安解消が目的だと思う』
『お金ではなく、友達と一緒だから気にかかるの? 遊びながらでも、やっているならいいと思う』
ママによっては「勉強できない子ほどお友達と一緒に過ごす」「そうやって家での勉強から逃げて、友達と一緒にいて不安を解消してるのでは」といった厳しい意見もありました。一方で、「友達と遊びながらでも、勉強しようとしているのだからいいのでは?」という意見も。1人で家で机に向かおうとしてもモチベーションが上がらないのであれば、少しでも勉強のやる気になれる環境に身を置くというのは決して悪いことではないですよね。ただ、本当にカフェやファミレスに行って勉強をしているのかは不明なところ。また飲食代もそれなりにかかってきます。投稿者さんがお金を気にしているのか、本当に勉強できているのかを気にしているのかによっても、今後の対応は変わってくるのではないでしょうか。
家庭の経済状況を子どもに話す必要があるのでは?
『本当に経済的に国公立しか無理なら、子どもにはっきり伝えた上でどこで勉強するかを決めさせたほうがいい。国公立が不合格だった場合は浪人するのか、私立の滑り止めに入学するのか、就職1択なのか決めておかないと、子どもは「私立の滑り止めに入ればいいや」ぐらいにしか考えていないよ』
『家の経済事情を子どもは知っているの? 「自己責任だからね」と言って、あとは任せたらいいと思うよ』
投稿者さんのお子さんは地方のそれなりの進学校に通っており、地元の国公立大を目指す人がほとんどなのだそう。ただお子さんの成績は学校の中でも中の下くらいとのことで、決していい成績ではないことがうかがえます。また家庭の経済状況も難関私立大に行かせる余裕はないそうで、しっかり勉強して確実に国公立大に入ってもらいたいと考えている様子でした。こういった状況でこのままあまり勉強せず、滑り止めの私立にしか行けないとなると、家庭の経済状況的にも困ってしまうことは確実です。まずはこうした経済事情をお子さんにもしっかり話すことで、勉強をしなければいけない理由をきちんと理解させることが必要なのではないでしょうか。そして国公立に落ちた場合の滑り止めや浪人の選択肢の条件などまで話しておくと、お子さんも本気で勉強に取り組むかもしれません。それでも遊び感覚でしか勉強しないというのであれば、あとは自己責任と強く突っぱねるのも親の役割ではないでしょうか。
カフェ代の上限を決める、なりたい職業のために勉強を頑張らせるのもいいかも
『月に5,000円ほど渡して、「その範囲でやりなさい」はダメなのかな。うちの子も自宅じゃ勉強できないと言って高3は自習室を借りた。塾の講義は一切取らず、自習室利用で月に12,000円』
『どこで勉強するかが問題じゃなくて、結局本人次第なんだよね。中高の勉強は基礎学力とその子の集中力に左右されるから、カフェに行こうが何しようが成績が上がる子は上がる。ただ元の成績が悪い子は、何にも変わらない。基本的には勉強からただ逃げたいだけだから』
『うちの子どもと似てるわ。でも最近なりたい職業を見つけてから、意識が変わった。その職業に就くために必要な学歴と資格を調べて、オープンキャンパスにも行くみたいだから見守っている。大学も漠然と「周りが行くから行かなきゃいけない」という認識だと、勉強のやる気が出ないと思う』
カフェやファミレスで友達と勉強することをOKするかについては、その子がそこで本当にしっかり勉強ができていて成績にも反映されているかが重要でしょう。そこで友達と話しているだけでも成績が悪くないのであれば、あえて禁止にする必要もないですよね。結局はどこで勉強しようと、その子の勉強への集中力やモチベーションがしっかりあるのであれば問題ない話です。カフェ代がかかりすぎることを心配しているのであればカフェでの勉強代の上限を決めて、その中でやりくりさせるというのも一つのやり方ですよね。また勉強へのモチベーションが上がらないのであれば、大学に行く意味や目的を親子でもっと話し合う必要も出てくるでしょう。
投稿者さんのお子さんはまだ高校2年生ですが、現状を見ると「友達がみんなカフェに行くから」「周りの子が大学に行くから自分もなんとなく大学に行く」という感覚を持っていることが否めません。来年になって本格的に受験勉強を始めようと思っても、勉強習慣が身についていないことで苦労するのはお子さん本人。簡単にカフェ代を渡してしまう前に、親子での話し合いが必要不可欠ではないでしょうか。
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文・AKI 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko
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