<パ・CSファーストステージ:日本ハム−オリックス>◇第1戦◇11日◇エスコンフィールド
日本ハム新庄剛志監督(53)が進化した高級車に乗って“気愛”十分で球場入りした。エスコンフィールドがある北海道・北広島市内を走らせてきたのは、23年に発売された黒ボディのハイブリッド・スーパースポーツカー「ランボルギーニRevuelto(レヴェルト)」。
羽根のように開くドアを開けて“Vサイン”をして登場した新庄監督は「僕の愛するランボルギーニの進化を味わいたいと思って、この車に乗せてもらいました。進化しすぎてスタートするまでに20分ぐらいかかった。操作がわからなくて」と苦笑いした。
ポストシーズン開幕に合わせたド派手な登場には、チームの進化も見せたい思いが込められていた。監督就任が決まった直後の21年11月のファンフェスティバスで初めてファンの前に登場した際に使用したのは84年式の「ランボルギーニ カウンタック LP5000S」だった。その間に登場した今回の最新型のように、チームも2年連続最下位から2年連続2位と進化。CS初戦も「ファイターズの選手の進化を“愉しんで”もらえたら。とにかくオリックスさんは手強いんで、いいゲームをしたい」と意気込んだ。
この日のゲームスポンサーでもある中古車販売などを手がける「ティーバイティーガレージ」の関係者によると、同車はプレミアも付いて市場価格は約8000万円だという。
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さらに着用してきたTシャツには毛筆で書かれた「気愛」がデザインされていた。新庄監督は「このTシャツは中山ヒデさん(中山秀征)がつくってくれて。“気”持ちを込めて選手を育ててきたっていうのと、ファイターズのファンが“愛”してくれている気持ちを中山ヒデさんが書いてくれたTシャツです。ありがとうございました」と感謝した。
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