野手転向が正式に発表された阪神西純矢投手(24)が11日、甲子園で行われた1、2軍合同の練習に参加した。この日から野手として稼働する。
開始の約10分前に、他の2軍野手とともにグラウンドに現れると、2軍の野手担当のコーチ陣らにあいさつ。1軍主力も加わった野手の円陣に入り、ウオーミングアップを行った。
その後、近本光司外野手(30)森下翔太外野手(25)ら外野陣とともにコーチの指示を聞いた。キャッチボールは外野用グラブでスタンリー・コンスエグラ外野手(25)と行い、センターの位置でフリー打撃の打球を追った。1歩目の踏み出し足などをコーチと確認しながら、甲子園の芝生の上を走った。笑顔も見せながら、はつらつと体を動かした。
ポジションは秋季練習、キャンプを通じて見極める。竹内孝行球団副本部長は状況によってはフェニックスリーグ参加の可能性もあるとしている。
19年ドラフト1位で阪神入団。今年2月に右肘のクリーニング手術を受けたが、2軍でも試合復帰できず、球団からの野手転向の打診を受諾した。来季は育成契約になる見込み。
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