この取り組みでは、英国に本社を置く Signify Group の AI を活用した誹謗中傷検出・通報支援サービス「Threat Matrix」を活用いたします。日本語を含む42の言語と絵文字に対応し、主要なSNS上での選手に対する投稿を監視し、誹謗中傷に該当するような不適切な投稿を自動で検出・特定します。検出・特定はすべて公表された情報から行われ、SNS各社への通報や削除申請、NPB球団との情報共有、ダイレクトメッセージ(DM)への対応、必要に応じた証拠化・関係機関との連携・支援を通じて、迅速な対応と再発防止を図ります。同システムは「FIFAワールドカップカタール2022」「ラグビーワールドカップフランス2023」といった国際大会や、女子テニス協会(WTA)と国際テニス連盟(ITF)のシーズン横断プログラムなど世界規模のスポーツイベントを中心に数多くの導入実績があり、英プレミアリーグ・アーセナルFCでは導入後SNS上でのチームへの誹謗中傷の検知件数が90%減少したという事例※1も報告されております。