【日本ハム】新庄監督、継投は宮西“コーチ”に任せ王手「見事。勉強になりました」/一問一答

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2025年10月11日 17:54  日刊スポーツ

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日本ハム対オリックス オリックスを下しガッツポーズをする日本ハム新庄監督(中央)(撮影・井上学)

<パ・CSファーストステージ:日本ハム2−0オリックス>◇第1戦◇11日◇エスコンフィールド



レギュラーシーズン2位の日本ハムが同3位のオリックスに先勝し、首位ソフトバンクとのCSファイナルステージ進出へ王手とした。新庄剛志監督(53)は、2度目のCS出場で初めて白星発進となった。


2回1死三塁、腰痛から戦列復帰した万波中正外野手(25)が、三遊間を破る先制の左前適時打。難敵のオリックス山下舜平大投手(23)から先手を奪い「好投手相手なので、チャンスは少ないと思います。集中して打席に入ることができました」。さらに、昨季CSで16打席無安打の郡司裕也捕手(27)が、1点リードの4回2死、山下から右越えCS1号を放ち、2点目を加えた。


投げては2年連続最多勝の伊藤大海投手(28)が、7回4安打9三振無失点の快投で、CS初勝利を飾った。


12日の第2戦に勝つと、2連勝で突破を決め、15日らの首位ソフトバンクとのCSファイナルステージ(みずほペイペイドーム)進出が決まる。


試合後の新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。


「しゃ! 今日は宮西スペシャルウルトラダイナミック総合コーチが継投をしてくれて。いやもう正義くんはめちゃくちゃうれしいでしょうね。あそこ(8回)、もう1回伊藤くんかなと思ったところで田中くんが来て、斎藤くんにつないで。見事でしたね。勉強になりました(笑い)」


−伊藤が試合をつくった


「初回(失策もあって)どうなるかと思ったけどね…ハハハ。ああいうところでね、味方のミスをカバーするのが、いいチームがあって。よく踏ん張ってくれましたね」


−今日の伊藤は球数も考慮して継投を考えた


「それは宮西総合コーチに聞いて…ヘヘヘ、何球投げさせたのか」


−監督も全くそこは意見はせず


「全く。もうどれぐらい前だろう…2週間前ぐらいに、もう伝えていたかな」


−宮西が通算900登板を達成後に抹消されたあと


「ですね。実は、その前にも継投を1回させて、それで勝ちました。さすがですね」


−ここで宮西に任せた意図は


「やっぱり長年、こういう舞台で戦ってきて、すごいプレッシャーのある場面でも900登板してきた。その宮西くんがやっぱ選手に近いんで、そういう気持ちもわかるだろうし。そういう期待を込めて、してもらいました。郡司くんね、あれはもう…ちょっと、かっこよかったですよね。あれは思わず(ダイヤモンドを)一周回って帰ってきて『めちゃくちゃかっこよかったよ』って言いましたね」


−5番がしっかり機能


「明日は4番でいってもらおうかな(笑い)。ファーストゴロも2回飛んで、最後の最後に来よったと思って(笑い)。(清宮幸が)しっかり捕ってくれて」


−万波が先制打


「いや、あれはもう(大きい)。きっちり。最低でも犠牲フライは期待して、完璧な(当たりで)三遊間を破ってくれたんで。2打席目もうまいこと打ってくれて。もしかしたら、このシリーズのキーマンになってくれるんじゃないかなと期待してます」


−今日の試合は接戦で盛り上がったが、明日は


「(オリックスの先発は)明日、誰だろう。予告先発は?」


−試合後に発表


「今、出てんだ。ピッチャーを確認してから、またオーダーを組むんで。ちょっと(予告先発の発表を)待っときます。初戦取れたってことは、ものすごく大きいんで。明日また北山くんがね、今日の伊藤くんと同じようなピッチングをしてくれると思うんで。2対1で勝ちたいと思います」

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