飼い主以外がリスの名前を呼んでみるという実験動画がYouTubeで話題に。かわいすぎる反応に注目が集まり、動画は記事執筆現在までに10万回以上再生されています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「まめごとわたし / mamego and me」を運営している飼い主の「ぬし」さん。リチャードソンジリス(ジリス)の魅力を多くの人に知ってもらいたいという思いからYouTubeをスタート。主役のジリス・まめごちゃんは2023年4月22日生まれの女の子で、性格は甘えん坊&おてんばで社交的だそうです。
普段、ぬしさんが呼ぶと駆け寄ってきてくれるまめごちゃん。動画の様子からも、ぬしさんと相思相愛なことは一目瞭然ですが、視聴者から「リスって懐くんですか?」という質問が寄せられたことから、「ぬし以外の人が呼んでも反応するのかな?」という疑問が浮上。そこで、今回の動画では、まめごちゃんが誰に名前を呼ばれているのかを聞き分けているかどうかを3つの実験で検証することにしました。
1つ目の実験では、ぬしさん以外の人が呼んでも反応するかを検証。使用したのはAI音声と友人2人から送ってもらったボイスメッセージです。より精度の高い結果を得るために、2日にわたって検証しました。
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1日目は、AI音声→友人A→友人B→友人A(ふわふわバージョン)→ぬしさんのボイスメッセージ→ぬしさんの直接の声、の順でまめごちゃんの名前を呼びました。すると、AI音声などには全く反応せず、最後の「ぬしさんの直接の声」にだけ即座に反応しました。きゅんとしちゃう。
2日目は、さまざまなAI音声を取り入れて同じように検証。すると、やはり2日目もぬしさんの直接の声にだけ反応するという結果になりました。
2つめの実験では、いつもの呼び方のイントネーションで別の単語をいったら反応するかを検証。普段の「まめご↑」と語尾をあげるイントネーションで「アイス↑」「トマト↑」「クレラップ↑」という順に呼びましたが、いずれも反応はなし。
そこで、単語を入れ替えて2回目は「アイス↑」「ぶどう↑」「トマト↑」と呼んでみましたが反応せず、同じトーンで「まめご↑」と呼ぶと瞬時に反応しました。この手順から、まめごちゃんが何となく声のイントネーションで聞き分けているのではなく、自分の名前そのものを覚えていることが分かりました。
最後の実験では、イントネーションを変えた呼び方で検証。普段の「まめご↑」を、語尾を下げる「まめご↓」というイントネーションに変えて呼んでみました。まめごちゃんは一瞬反応したように見えましたが、やはり、呼ばれたのは自分の名前ではないと判断。いつもの調子で呼ぶと、すぐに駆け寄ってきてくれました。なんて賢い……!
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全ての実験でぬしさんの直接の呼びかけにしか反応しなかった一方で、編集作業中に再生された、ぬしさんが直接まめごちゃんに呼びかけている音声には反応が見られたそうです。このことから、まめごちゃんは録音した音声については低音質だと反応せず、高音質のときには反応してくれるため、ぬしさんはより生の声に近い音声を細かく聞き分けているのではないかと分析していました。
最後にぬしさんは、これからジリスを飼おうと思っている人や名前を覚えさせたい人は、いつも一定の声色やイントネーションで呼んであげると覚えてくれるかもしれないと伝えています。
この検証動画には、「リスってこんなに懐くんだと感心しました」「すご〜い!!」「さすがまめごたん、ママさんが名前を呼ぶと反応しましたね〜飼い主としても嬉しいですよね〜」「主の生声だけに反応して、賢すぎる」という声や「単語と発音とかぬしの声を覚えるんですね! 素晴らしい絆の検証でした」という声が寄せられていました。ぬしさんは、この他にもかわいいまめごちゃんの姿をYouTubeやInstagram(@mamegogo5)で公開してます。
動画提供:YouTubeチャンネル「まめごとわたし / mamego and me」(@mamegogo5)
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