お釣りとして受け取った“意外な硬貨”の写真が、Threadsに投稿されました。「初めて見ました 本物なんですね!笑」と話題になり、このポストの閲覧数は記事執筆時点で12万回を超えています。
投稿者は、ひびきアウトドア(@hibiki.yoga.outdoor)さん。コンビニで買い物をした際に“やや黄色味を帯びた100円玉”をしれっとお釣りとして渡されたそうです。
裏面には「昭和」「100」「三十八年」と刻まれており、表面には稲穂の図柄が入っています。現在流通している100円硬貨は、表面に桜花の図柄が描かれているもの。一瞬偽物か、外国の硬貨かと疑ってしまいそうなところですが、実は投稿者さんが受け取ったのは昭和34年(1959年)から数年にわたって発行された100円銀貨だったのです。
現在発行されている100円玉は、銅75%とニッケル25%を合わせた白銅貨。対して100円銀貨には、その名の通り材料の1つとして銀が60%使われています。なお、貨幣を傷つけたり、鋳つぶしたりする行為は貨幣損傷等取締法によって禁止されているので、銀を取り出そうとするのは絶対にやめましょう。
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半世紀以上前に発行され、受け取ったら「外国のお金かと」一瞬思ってしまう100円銀貨。写真には、「稲穂100円硬貨ですね」「懐かしいですね〜昭和〜」「子どもにとってはすごく価値のある硬貨でした」「しれっとお釣りで出てきたり何食わぬ顔で支払いに出されたりするとびっくりしますよね」など当時を懐かしむ声が寄せられています。
画像提供:ひびきアウトドア(@hibiki.yoga.outdoor)さん
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