アイドル卒業からキャバクラへ みことの覚悟と“自分を裏切らない”仕事術

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2025年10月16日 18:04  モデルプレス

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みこと(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/10/16】歌舞伎町「ディアレスト」で活躍するキャバ嬢・みこと。元々はアイドルグループで4年間活動していたが、卒業後にキャバクラの世界へ転身した。最初に勤めた六本木の店舗では落ち込む日々を過ごしていたが、「自分を好きでいられるための3つのルール」を大切に人気キャバ嬢として活躍している。彼女の夢を叶える秘訣や、モチベーションの切り替え方に迫る。【インタビュー全2回の1回目】

【写真】アイドル卒業後キャバ嬢に転身したみこと

◆アイドルからキャバ嬢へ転身
― まずはキャバ嬢として働き始めるまでの経緯を教えていただけますか?

みこと:元々アイドルグループとして、4年ぐらい活動していました。アイドル活動を辞めた後は半年くらいニートだったんですけど、もう一回何かを頑張りたいなと。

― そこから夜の世界へ?

みこと:そうですね。頑張った分だけ稼げるキャバクラか不動産の営業をするかで悩んでいたんですが、キャバクラにしました。

― そうだったんですね。

みこと:高校が厳しくて普通のアルバイトをしたことがなかったんです。大学に入学してすぐ始めたアイドル活動も、完全に歩合制で。時給で働くというより、頑張りで稼げるほうが自分も頑張れると思ったんです。

― 不動産営業ではなくキャバクラを選んだのは何か理由が?

みこと:シンプルに物件にあまり興味がなかったのと、自分の魅力で勝負していく方が合っているなと感じたからです。キャバ嬢とアイドルは全然違うようで、似ている部分もあるんです。どちらも「自分のことを好きになってもらうにはどうしたらいいのか」と考えなきゃいけないので。なので、キャバクラを選びました。キャバ嬢を始めて、もう2年半くらいになります。

― キャバ嬢を始めることに抵抗はありませんでしたか?

みこと:コンカフェのゲスト出勤もしたことがあって、抵抗はなかったですね。お酒を飲むのも好きだったので。人見知りだったのでそこだけ心配でしたが、出勤前にお酒を飲んでテンション上げてました(笑)。

◆キャバクラデビューで浴びた洗礼
― 今までのキャリアで成長を感じたタイミングは?

みこと:最初は六本木の店舗で働いたんですが、そこで長く働いている方に萎縮しちゃって、あまり自分を出すことができなかったんです。昨年の6月にディアレストがリニューアルして、そのタイミングで今の店舗に入りました。

― ディアレストに入店することで変わりましたか?

みこと:変わりましたね。キャバクラを始めたばかりの頃は、全部のお客さんを掴もうとしていたんです。フリーで入ったお客様は、自分に合わないなと思っても頑張っていました。だからフリーで入った時に無視されちゃうと、その度に落ち込んでいたんです。

― そこから変わっていった?

みこと:そうですね。お客様が徐々に付いてきて、焦りがなくなったことで接客も余裕が持てるようになって。無視されても「合わなかったから仕方ない。自分と合う方、気に入ってくれている方を見つけよう」と考えられるようになりました。

◆みこと「自分を好きでいられるように」
― これまでのキャリアの中で、最もターニングポイントになったと感じた経験や学びを教えていただけますか?

みこと:アイドルが好きになったことですかね。小学生の頃はAKB48の板野友美さんが好きで、握手会にも行っていました。その後、中学で仲良くなった友達がもっとコアなアイドル好きで、会える機会の多い地下アイドルにのめり込んでいきました。ただ、その時は自分が目立ちたいというよりも追いかけるのが好きでした。でも、その経験がなかったら今のお仕事もしていなかったんじゃないかなと思います。

― 人生において大切にしている価値観などはありますか?

みこと:周りからはホワホワしている子と見られることが多いんですけど、自分の決めたルールは絶対曲げないようにしています。具体的な内容は明かせないんですけど、今の仕事をやるにあたって絶対に守るルールが3つあります。それは自分との約束で、自分を好きでいられたら頑張れるって思うんです。

― 自分を裏切らないルールとして。

みこと:そうですね。人と関わるお仕事だし、メンタルで左右されることもあるので、気持ちがブレちゃうこともあるんです。でも、自分が決めた3つのルールさえ守っていれば周りに流されることもないし、自分を守っていられると感じます。

◆みことの挫折を乗り越えた方法
― みことさんがこれまでの人生の中で挫折や辛いと感じた経験はありますか?

みこと:一番最初に入ったキャバクラで働いている時期は辛かったですね。常に売り上げに追われていたし、未経験の私が入るような店舗じゃなかったなって今では感じます。辛すぎてそこは3ヶ月くらいで辞めました。

― それでもキャバ嬢は続けようと思ったんですね。

みこと:キャバ嬢として働き始める時に、1年は続けようと決めていたんです。1年働いてみて、芽が出なかったら辞めようと。お店自体にこだわりがあったわけではないので、私には合っていなかったんだなと割り切りました。

◆みことの夢を叶える秘訣

― それでは最後に夢を追いかけているモデルプレス読者へ、みことさんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

みこと:夢が叶った時の姿を想像することですね。私は妄想するのが好きで、1位になった時のこととか、今アツいお客様が来たらどうしようかと色々考えるんです。想像できることは叶うと聞いたことがあるので、自分を信じてあげることが大事なのかなと思います。

― それでもモチベーションが下がってしまうこともあると思いますが、そういった時はどのように切り替えるんですか?

みこと:モチベ下がった時は休むのが一番です。無理に頑張る時期があってもいいとは思うけど、無理しても結局うまくいかないことの方が多いなと。

自信がない時は接客も上手くいかないし、気持ち的に落ちているのは相手にも伝わってしまうので。自信を持てる時の方が稼げるので、何日か休んで飽きてきたら、また働き始めます。今辛いから、一回離れてみてもいいんじゃないかなと思います。

― ありがとうございました。
売上や環境に悩んだ時期もあったが、妄想力と信念で乗り越えてきたみこと。彼女は今も“自分を裏切らない”強さを胸に、未来を切り開いている。(modelpress編集部)

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