画像提供:マイナビニュース百貨店やショッピングセンターなどの商業施設やオフィスビル。こうした商業ビルで「憩いの場所」「緑地」といえば? 多くの人が、屋上庭園や敷地内の植え込みといったものを想像するんじゃないだろうか。少し前なら、デパートの屋上遊園地のようなものをイメージした人もいるかもしれない。これらはみな言わずもがな、施設を利用する「人」のために設けられたスペースだ。――が、その風潮が今、変わってきているらしい。「人」だけじゃなく、「人以外の生き物」も憩えるスペースを設けよう、というのである。それも、ただ木を植えて鳥が止まれるようにする、というようなレベルではなく、「生態系」をつくってしまおう、という大がかりな計画だ。
どうやったら商業ビルに、生き物を”住まわせる”ことができるのか? 真相を確かめに、「東京ミッドタウン日比谷」に向かった。
○■エンタメシティの中心に、カワセミも来る緑地が存在
日比谷公会堂、東京宝塚劇場、日比谷映画劇場、日生劇場……と、歴史的にもエンターテインメントシティである日比谷。そこに2018年に完成したのが、地上35階、地下4階からなる東京ミッドタウン日比谷だ。11〜34階はオフィスフロアで、7階までの商業フロアにはショップやレストラン、4〜5階には「TOHOシネマズ 日比谷」も入る。
1階エントランス前から見上げただけではわかりづらいが、実は緑化率約40%(※)だといい、38階の屋上と壁面の緑地も含め、敷地内に約2,000平米もの緑地が確保されている。1階から高層階までの緑地のあちこちに、様々な「生物多様性」のための取り組みが施されているという。
※緑化率(%)=(屋上部緑化面積+地上部緑化面積)/(敷地面積-建築面積+屋上利用可能面積)×100
まず向かったのは、9階にあるスカイガーデン。ここは、ビルに入居するテナントワーカー専用のエリアだ。案内を担う、中島美緒氏(三井不動産日比谷街づくり推進部 事業グループ)が説明する。
「今の時間帯は人が少ないのですが、お昼時になるとワーカーの皆様が屋外でお弁当などを召し上がるスペースになっています。人と生き物が共存する場所なんです」
緑が多く、気持ちの良い休憩スペース、といった感じだ。確かに、一般的なオフィスビルだともっと低木の植栽だったり、ともすればフェイクの植物であることも少なくない。ここまで高さのある木々がこんなに生えていることはめずらしいかもしれない……第一印象だとそれくらいであるが、実は小さな工夫が隠れている。
一つ目の仕掛けが、「バードバス」だ。浅い川の流れを模した水景かなと思うくらいのさりげないデザインだが、鳥たちの水浴びや水飲み場になるようにと設えられたもの。実は鳥たちへの配慮なのだ。もちろん見た目にも川のせせらぎのような効果があって、人にとっても心地良い。
次に紹介されたのが、「エコスタック」。東京ミッドタウン日比谷で剪定した枝を入れており、腐食することでダンゴムシなどの住みかとなって、その虫を食べにまた鳥たちが来る……というイメージで設置しているという。中島氏は、「虫を増やさないと鳥が増えないという生態系の構造」だと解説する。
「先生から、鳥を呼ぶにはまず虫を増やすところから始めないといけないと教えていただいています。ただ、ここは商業施設であり、オフィスでもあるので、“人との共生”という側面も意識しながら進めています。(地面を指して)石を敷いたエリアは人のエリア。その先は生き物のエリア、という形でゾーニングをすることで、鳥も生き物も、私たち人間も暮らしやすい状態を意識していきたいと考えています」
「先生」というのは、東京都市大学 環境学部 環境創生学科 保全生態学研究室に所属する北村亘准教授のこと。今年の9月から、東京ミッドタウン日比谷の「生物多様性アドバイザー」として就任している。ここでは、こうした学術的知見も取り入れながら、本気で生態系づくりに取り組んでいるのだ。
お次は1階の屋外エリアに移動。中島氏が指さす先に目をやると、植え込みの中になんだか見慣れないオブジェが。これはヤモリやイモリ、ヘビなどの生き物の住みかになることを想定した「石積み蛇篭」。こちらも人と棲み分けることを意識して、隠すように設置している。
そしてその「石積み蛇篭」から上に視線を上げると、そこにはまた見慣れない卵形の物体が……。
これは「Koeturri」(コエチュリ)といって、この卵型の防水IoTマイクで鳥の声を検出、音声識別AIで分析を行い、どこでどんな鳥がどんな時間帯に来たかがわかるようになるシステムだという。
「24時間観測していまして、夜明けの4時頃に観測されることが多いです」(中島氏)
鳥たちは早朝にくることが多く、ハシボソガラスは早朝4〜6時ごろ、スズメはやや遅れて8時ごろ鳴き声を観測できたそう。「Koeturri」によって、人が館内にいることが難しいタイミングでも、鳥たちの活動を計測することが可能になるのだ。例えば9月1日からの2週間だけでも18種の鳥が観測できていて、なんとカワセミのような山にしかいないイメージの鳥もいることがわかっている。
観測できた鳥は館内のサイネージで映し、生きものの生息状況を発信。ビルで働く人や往訪その他で訪れた人にとっても、ちょっとした発見、学びになって楽しい。
博物館などのミュージアムや公園などの公共施設ではなく、一般的な商業施設であることを考えると、かなり本腰を入れた緑化計画であることがわかる。が、果たしてこれらの緑だけで、こんなに豊かなバリエーションの鳥が訪れるだろうか……? その答えは、6階にあった。
○■ビルだけで完結せず、周辺環境と繋がる環境設計で“豊かさ”を追求
6階のパークビューガーデンは、朝8時から夜11時まで一般公開されているスペース。ソファーや椅子が設置してあり、誰でもくつろげる空間だ。
ベンチ近くの植栽に近づくと、鈴虫が鳴く声が。BGMを流しているのではなく、本物だ。この時期、夜にここで話していると虫の声の方がうるさいくらいなのだと、中島氏は笑って話す。
6階から眺めるとよくわかるのだが、この東京ミッドタウン日比谷は、日比谷公園から続く緑地として設計されている。当初から、周辺環境と一体となり、元々このエリアに暮らす生き物にとっても、この建物が良い居場所になることを狙っているのだ。生物多様性や鳥類研究を専門とする北村亘准教授も、太鼓判を押す。
「最初この場所に来た時に、すごく雰囲気がいいなと感じました。緑豊かに作られている構造、まずこの向きがとても良い。目の前に日比谷公園が、奥には皇居があって、この辺りの緑地と一体となった建物の構造になっている。これは三井不動産さんが1つの建物を開発するというだけでなく、この地域全体を見て開発を進めていて、この地域の生物多様性を、この建物も一緒になって守っていく。そういう取り組みの表れなんだと思っています」
6階から見上げて段々畑のようなデザインが印象的な緑地部分は人が立ち入れない設計で、鳥たちが安心して集える場所になっているそうだ。「ちょっと言い過ぎかもしれませんが、私たちは“サンクチュアリ”と呼んでいます」と中島氏。
「今いる6階、7階、8階、9階と、ここ全体で1つの緑の塊となるように、日比谷公園から入ってきた生き物たちが、その全体を使えるようなつくりになっています。人にとってだけでなく、生き物にとっても心地良い環境ができている」(北村准教授)
もともと多様な種類の鳥たちが住んでいる日比谷公園があるから、こちらでも多様な種類の鳥たちが確認できているわけだが、公園の隣に建物をつくれば自然に鳥が飛来してくるわけじゃない。鳥たちにも良い建物づくりを考慮した設計の効果が少しずつ出始めていることを、先ほどの飛来観測結果は示している。
「竣工当時に生き物についての調査はしておらず、実際にも(今ほどは)いなかったと思います。竣工から7年を経た中で、虫や鳥がたくさん観測できてきたということ」(中島氏)
○■まだ始まったばかり、夢広がる今後の構想
こうした日比谷公園・皇居と連続した豊かな緑化環境に加え、生物多様性への配慮を強化する施策を積極的に行ったことが評価され、東京ミッドタウン日比谷は一般社団法人いきもの共生事業推進協議会が運営する「いきもの共生事業所®認証(ABINC認証)」(※)を取得した。これは、企業における生物多様性に配慮した緑地づくりや管理利用などの取り組みとして一定の基準点以上であると評価されたものに与えられる認証。ここから先の展開にも注目が集まる。北村准教授も「まだまだ」だと、今後に意欲を示す。
※自然と人との共生を企業活動において促進することを目的に作られた認証制度で、一般社団法人「企業と生物多様性イニシアティブ」が作成したガイドラインなどを基準として、企業における生物多様性に配慮した緑地づくりや管理利用などの取り組みを、一般社団法人「いきもの共生事業推進協議会(ABINC)」が評価・認証する
「日比谷公園での調査では、年間34種の鳥を確認しています。残念ながら、その全種が東京ミッドタウン日比谷にいるわけじゃない。ここと日比谷公園の間にある“何かしらのギャップ”を埋めていけるようになれば、ここもさらにいろんな鳥が見られるような場所になるのかなと」
例えばハード面で、「植栽」はかなり工夫できるという。ソフト面でいえば、不特定多数の人が出入りする商業施設という特性上、やはり管理の面が課題になってくる。「人の入らないようなところや、生き物がいていい場所と人の場所での管理方法を分けていくことで、全体の生物多様性は上がっていくだろうと思っています」
さらに、鳥をはじめとした生き物たちに触れることができるようなイベントも構想中だと話す。2026年3月ごろを目処に、地域や街を訪れる人、テナントワーカーや子供たちを対象にした観察・啓蒙イベントを、生物多様性をテーマに計画しているという。この取材中にも「あ、カワウが飛んでいます!」「これは、こないだここにいたハクセキレイの写真で……スマホで撮りました」と、北村准教授と中島氏が楽しそうに披露する鳥たちの話は、一つの商業施設内での体験には思えず不思議な感じだ。
竣工から数えてここまでに7年。生き物も含めた環境づくりは、一朝一夕に成果を求めるわけにはいかない。長期的な視野のもと、弛まず工夫を積み重ねていく継続性が鍵を握る。
「個人的には、まだ東京ミッドタウン日比谷に飛来する鳥の種類が少ない、もっと頑張れると思っています。これは三井不動産さんの『経年優化』(※三井不動産が掲げるまちづくりのスローガン、「時間を経るごとに魅力が増す」という意味)という発想と、すごく合っている。建物を作ったら終わりではなく、さらに良いことができるということで、『例えばこういう植栽にしたら』という提案で一緒に工夫をしていくことによって、鳥などの数がさらに増えていく。生き物のためにもどんどん良くなっていく建物だと思って、長い目で見ていただければと思っています」(北村准教授)
○■生物多様性の試みは「東京ミッドタウン」六本木でも
この生物多様性の試みは、東京ミッドタウン日比谷での動きにとどまらない。2007年に開業し、より広大な敷地をもつ六本木の「東京ミッドタウン」では、さらに顕著なデータがとれている。敷地面積1.3799ヘクタールは、都心5区(千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区)において維持管理されている緑地としては、公園・庭園を除いて最大級の広さだ。樹林や草地には220種を超す植物が生育し、動物では鳥類26種、爬虫類3種、両生類1種、昆虫類40種が生息。ヒガシニホントカゲやニホンカナヘビ、ヤマトタマムシなどの東京都レッドリスト区部における絶滅危惧種も確認されているという。
東京ミッドタウン・ガーデンの敷地は、もともと生物多様性が育まれる恵まれた環境だった。かつては萩藩毛利家下屋敷であり、明治時代に陸軍駐屯地に。終戦後には米軍将校の宿舎、日本に返還された後は防衛庁の檜町庁舎……と、実に400年ほどの間、一般には閉ざされた土地として使われていた歴史をもつ。2000年に防衛庁本庁が檜町から市ヶ谷に移転したことを機に、港区立檜町公園を含めた再開発事業として現在の東京ミッドタウン・ガーデンが完成した。
といっても、もとある緑地そのままではない。むしろ、開発前(1997年)と比較して現在の緑の量は1.85倍に増加。また、地域在来種植栽(※1)の種数は19倍になり、緑の種類の豊富さ=「質」が向上したことで、鳥の種類は1.8倍、チョウの種類も1.4倍になったという(三井不動産調べ)。再開発時には旧防衛庁敷地内から約140本の樹木を移植。クスノキやケヤキ、エノキといった15mを超える大木は、多様な生き物たちの生息環境をつくっている。檜町公園には池があるため、カエルなど水辺の生物が暮らせることも大きい。「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」として評価され、今年9月には国から「自然共生サイト」(※2)に認定された。
※1 周辺5km以内に自然分布すると推定された樹種を指す。
※2「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する区域のこと。2030年までに陸と海の30%以上を保全する「30by30」の世界目標を実現する一環として、2025年度より「地域生物多様性増進法」に基づく法制度として運用が始まり、環境省・農林水産省・国土交通省の三省が共同で認定を行っている。
こうした緑地やそこでの生物多様性を重要視する姿勢の背景には、三井不動産の考える「環境」に対する思想がある。同社は自然と人・地域を一体で「環境」と捉え、「緑や水、そこに住む生き物たちを生き生きと輝かせる」こと、「その土地の歴史や魅力、地域や人々の思いを大切に受け継いでいく」こと、この両輪での「環境」づくりを目指している。
「施設に緑を増やしていくと、こうした豊かな『環境』のネットワークが広がっていく。このネットワークを、東京のみならず全国に広げていきたい」と、同社のサステナビリティ推進本部 サステナビリティ推進部 竹澤正浩氏は話す。
○■“資産価値”の根っこにあるのは「そこに居続けたいと思うこと」
樹林はヒートアイランド緩和に貢献し、林内の歩道は散歩やジョギングにも利用できる。自然が増えることは、誰しも良いことだと思うだろう。ただ、その建築物が事業者による商業ビルである以上、どうしても採算が求められる。継続的な手入れが必要な緑化は、管理コストもそれなりに必要となる。そこで発生するのが、「生物多様性が経済的価値にどう寄与するのか?」という問いだろう。例えば住宅であれば、資産価値が上がることは期待できるのか?
そうした疑問に対して、竹澤氏は、資産価値の根底にあるのは「そこに居続けたい」ということだと、“粘着性”というワードを引き合いに出して語った。
「引っ越したくないと思うのは、そこの場所が好きだからなんですよね。この街が好き、この場所に居続けたい。そう思ってビルの入居企業の方に居続けていただくということが、一つの経済的価値かなと」
数値や貨幣価値にとらわれすぎない“無形の利益”にも目を向けることが、豊かさにも繋がるヒントかもしれない。「多様性」の価値をどう考えるかについても、柔軟で長期的なメリットを考える視点が求められる。
「ミッドタウン六本木にいろいろな鳥が来るのは、そこにいろんな実や虫や生き物がいて、いろんな食べ物を食べられるから。めずらしい鳥が来るのを見て『あ、美しいね』と感じる、そんな人間の喜びにも繋がるのではと思います」
○■緑の“量”と“質”、どちらも豊富であることで得られるもの
緑の量だけでなく、種類の多さという質の向上も重視すると、生き物の多様性が合わせて向上するのは先に触れた通りだ。ではそもそも、「多様」であることの本質的価値はどこにあるのか。そうした疑問に対して、竹澤氏はこう答えてくれた。
「本当にシンプルに言ってしまえば、地球が人間だけの世界だったら、人間は生きていけない。さまざまな動植物が支え合って生態系がつくられて、生きている。多様な種がいないと実は人間の生活は成り立たないんですね。例えば、小さな水たまりがあると、ボウフラが湧いて蚊が増える。そうした水たまりだけの環境は蚊にとって有利なので、蚊がいっぱい増えて人が困ることになるんですが、もっと大きな池があればトンボやその幼虫のヤゴがいて蚊を食べてくれるので、蚊は減る。多様な種が支え合い、補食関係があることで、生態系のバランスがとれる。やはり、種が多ければ多いほど生態系のバランスが取りやすいと考えられるのかな、と思います」
○■都市における自然が伝えてくれるものとは
東京ミッドタウンの土地開発は、東京都市部への一極集中を改善しようとする「多極分散型国土形成促進法」(1988年制定)に端を発するとされている(※)。その大元となる思想・政策方針は、前年の1987年に閣議決定された『第四次全国総合開発計画(四全総)』からであり、この文中で、すでに都市における「自然と人間の共生」は掲げられている。「サステナブル」「SDGs」などのワードが定着した今日、ようやく経済合理性の追求のみを第一としないまちづくりが実現してきたといえるだろうか。
同じ言葉であっても、内包されるビジョンは当時と今で同じものではないだろう。時代が変われば状況も異なり、意味づけも価値観も変わる。しかし広く遠く見通す視野で、根幹となる思想をぶらさずつくり続ければ、そこにこそ“いのち”は定着するのかもしれない。
※参考:「1988年「多極分散型国土形成促進法」に基づき、当該地区である防衛庁檜町庁舎を含めた49の行政機関等の移転が閣議決定された。」の記載など(国土交通省『第3章 公有地等のまちづくり活用事例集』)
都市は遠く離れた自然環境によって生かされている。たとえば私たちが日々口にする水は、山や森が育んだもの。たとえ海の幸を食さない人であっても、私たちは日々“循環”を口にしている。それは時代が変わっても変わらない。そうした循環を無視して人のためだけの開発を続けることは、自分たちの未来を削っていくことにもなる。
都市における小さな自然が、直接的に生活を生かすことはない(少ない)かもしれない。でも、それが在ることで、私たちはその事実に気付かされたり、思い出したり、そこから実際のアクションに繋げることもできる。その意味でも、商業施設はもちろん、もっと身近な場所にこそ、そうした学びのきっかけとなる場は設けられても良いのではないか。そんなことを、東京ミッドタウン日比谷のガーデンをめぐりながら考えた。
○■“共に生きる”を広く学ぶ場として、緑化を考えてみる
「何が“自然”か」という議論はあるだろう。個人的に、幼いころ野山で虫採りや植物採集に遊んだ者としては、商業施設や再開発エリアにつくられた「緑」を「自然」と呼ぶことには正直、若干の抵抗がある。
けれど、自然を“人間以外の生き物”と捉え、その何者か達とともに生きる環境をどのようにつくっていくかを考えること。そして、それを実践していくことは、人間にしかできない、人間がこの地で生きていくために負っている責務とも言える。それは都市でも、ローカル(非都市圏)でも変わらない。“自分たち”だけが生き生きするのではなく、互いに良い影響を与え合える「状況」をつくること。それを続けること――これを発想の根底に据えて生み出されるサイクルの先に、本当の”生き生き”があるのだと信じたい。
吉澤志保 よしざわしほ 雑誌出版社、不動産広告代理店、不動産アプリ・SaaS開発会社を経て、フリーランスに。文章と写真をベースに、紙やWEB、SNS、アプリなど媒体を横断し、多角的な視点で見た構成・切り口設計を考えるのが得意。地方好き・移動好き。都心のミニマムな戸建賃貸で、日々地方とよりよく繋がり続ける方法を模索中。 この著者の記事一覧はこちら(吉澤志保)