
比較的安全な資産とされる金の価格が最高値を更新です。小売価格は初めて2万3000円台にのせています。
大阪市場で取引されている金の先物価格は、取引の中心となる「26年8月もの」が17日付の取引で、1グラムあたり一時2万1899円をつけ、最高値を更新しました。
また、小売り価格も上昇しています。
金の小売大手・田中貴金属工業が発表した17日の金の店頭小売価格は、1グラムあたり2万3254円で、こちらも最高値を更新し、初めて2万3000円台にのせています。
アメリカの地方銀行が損失を計上したことをきっかけに、前日のニューヨーク市場では地方銀行の信用リスクをめぐる警戒感が強まっていて、「比較的安全な資産」とされる「金」の価格を押し上げました。
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