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元プロボクサーの亀田興毅さんが10月16日のバラエティ番組「あの金どこ行った?〜逆転人生にかける有名人〜」(フジテレビ系)に出演。現役時代に約30億円を稼ぐも、引退時には無一文になっていたことを告白しました。
亀田さんは現役時代、ボクシング世界3階級制覇を成し遂げた実力と、世間を騒がせるビッグマウスで一世を風靡(ふうび)。番組では38歳になった亀田さんに直撃取材し、現役引退後の生活が明らかになりました。
亀田さんは現役時代に総額30億円を稼いだそうですが、「なくなった。全部どっかいった」とまさかの告白。「税金で半分近く減る。買い物もしますよね」と税金15億円、買い物6000万円、高級時計6000万円、マンション4000万円、高級車1億円、ジムの設立や運営費、生活費に5億4000万円と“合計23億円”の使い道を明かしました。
残りの7億円については、「投資みたいなものでしょうね」と失敗経験も明かした亀田さん。信頼する知人から投資話を持ちかけられ、「この人が言うならいけるんちゃうって信用してまうわけですよね」と多額の出資をするも、なかなか利益が出ることはなかったといいます。
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亀田さんは当時について、「そのときは世界チャンピオン。防衛すると何千万も入ってくる。それがずっと続くと思ってた、アホやから」と感覚がマヒしていたと語り、「もう最後までいかなあかん」と投資を継続したとのこと。最終的には「7億いった。全部なくなった」と全てを失うことになりました。
亀田さんは2015年に財産が尽きた状態で引退し、翌月には妻から「子どもの幼稚園代がない」と打ち明けられたとのこと。以前から妻には投資を辞めるように進言されていたそうで、「ホンマに申し訳ない」と自身の未熟さを痛感したといいます。
現在はジム経営とボクシングイベントのプロモーター業など、妻と5人の子どもたちのために懸命に働いている亀田さん。収入については、「ちょっと飯食えるようになったぐらいじゃないですか」と家族を養えるようになったことを明かしています。
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