明後日19日からは北海道では平地でも雪のおそれ 雪シーズンへの備えを

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2025年10月17日 17:44  日本気象協会

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明後日19日(日)以降は、北海道の上空に11月下旬並みの強い寒気が流れ込み、平地でも雪の降る所があるでしょう。雪に慣れている道産子もシーズン初めの雪には、車の運転や雪道を歩く際には注意が必要です。

北海道の平地でも雪の可能性

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明後日19日(日)以降は、日本列島は西高東低の冬型の気圧配置となるでしょう。北海道の上空1500m付近にはマイナス6℃以下の平地でも雪を降らせるような、この時期としては強い寒気が流れ込む予想です。

大雪山系などの山では雪が断続的に降り、平地でも雪の降る所があるでしょう。初雪の便りがぞくぞく届くかもしれません。来週24日(金)ごろまでは、寒気が居座る見通しです。山や峠道では雪が積もり、路面が凍る所もあるでしょう。まだ、冬用のタイヤに交換していない方は、必ず変えるようにしてください。雪になれている道産子も、雪シーズンのはじまりの雪道での運転はスリップなどの危険度が高まります。また、凍った道を歩く際も足元に注意が必要となります。

シーズン最初の雪 慣れていても注意

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冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると、雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。

(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。

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