「杜の都」とも呼ばれる宮城県仙台市。伊達政宗によって築城された仙台城や、ゆかりの史跡が多く残されているほか、仙台秋保温泉や仙台作並温泉といった名湯でも知られています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の40代を対象に「買ってきてほしい仙台土産はどれ?」というテーマでアンケートを実施しました。
多くの40代の人から「買ってきてほしい」と支持を集めたのは、どのお土産だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう。
第2位は、得票率11.1%で菓匠三全の「萩の月」でした。1979年に発売された歴史ある仙台銘菓です。「萩の花が咲く宮城野の空に浮かぶ月」をイメージしたという商品で、なめらかなオリジナルのカスタードクリームがカステラで包みこまれている一品となっています。
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「萩の月」は常温でも日持ちがするのが大きな特徴となっており、カスタードクリームを使った商品でありながら、夏季期間を除いて常温で保存できるのはお土産としてもうれしいポイントではないでしょうか。
第1位は、得票率は14.1%で「ずんだ餅」でした。農林水産省の「うちの郷土料理」にも選定されている宮城県を代表する郷土料理のひとつです。江戸末期には現在のような枝豆を利用した和え衣が定着していたといわれています。ちなみに「ずんだ」という名前の由来には、豆を打つ音を「ずんだ(豆ん打)」として表したという説や、伊達政宗が「陣太刀(じんだち)」の柄で枝豆を砕いたという説など諸説あるようです。
夏に収穫期を迎える枝豆を使うことから、お盆やお彼岸の供え物や、来客をもてなすために提供されることも多く、仙台に暮らす人々にとっては生活に密着した食べ物のひとつとして知られています。現在では、「ずんだシェイク」「ずんだどら焼き」といったさまざまなアレンジメニューも生まれており、仙台の代表的なお土産というイメージにもひと役買っているといえそうですね。
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