写真 浦和レッズは19日、横浜F・マリノス戦で退場処分を受けたMF金子拓郎について公式声明を発表し、同選手がチーム活動から離脱することを明らかにした。
浦和は18日に2025明治安田J1リーグ第34節で横浜FMと対戦し、0−4で敗戦を喫した。そしてこの試合の後半アディショナルタイム、金子は副審に対して不適切な行為をしたとして退場処分を受けていた。
この件に対し、クラブは「今後Jリーグ規律委員会にて下される懲罰等の内容を厳粛に受け止めるとともに、同日中にチーム活動からの離脱を本人へ通知し、本人も深い反省をもってそれを了承しました」と発表。10月19日よりチーム活動からの離脱となった。Jリーグ規律委員会からの処分については「決定し次第、速やかに公表する」としている。
また、クラブは試合を担う審判団へのリスペクトを強調し、「競技を構成する一員である審判員へのリスペクト精神を欠く行為は到底許されるものではありません。一戦必勝の姿勢や、それに伴い感情が高ぶる場面があることは、勝利を目指して戦う選手として当然のことと理解しております。しかしながら、いかなる状況においても、その情熱の表れはルールを尊重した形で示されるべきであり、フェアプレー精神のもと、競技が成り立つべきだと考えております」と見解を示している。