<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第1戦フランス大会>◇19日◇アイスパーク◇アイスダンス・フリーダンス(FD)
【アンジェ(フランス)=松本航、松本愛香通信員】22年北京五輪(オリンピック)金メダルのギヨーム・シゼロン(30=フランス)が、GPシリーズ復帰戦で逆転優勝を飾った。
カナダ出身女性のロランス・フルニエボードリー(33)とともに、リズムダンス(RD)3位で迎えたフリーはトップの133・02点をマーク。合計211・02点とし、RD1位のライラ・フィアー、ルイス・ギブソン組(英国)を0・78点上回った。
演技構成点3項目は、10点満点の9点台後半をそろえる出来。シゼロンは「とても満足。不安もありましたが、フランス以上にいい場所はなかったと思う。私もこれほど長い間リンクから離れて、大会に出ていなかったので、自分たちを誇りに思います」と喜んだ。
シゼロンは前パートナーのガブリエラ・パパダキス(30)とともに18年平昌五輪銀、22年北京五輪金メダルを獲得。世界選手権を5度制した。北京五輪シーズン後に競技会から離れたが、25年春にフルニエボードリーとのカップル結成を発表。パートナーはフランス国籍取得を目指し、26年ミラノ・コルティナ五輪出場を見据えている。フルニエボードリーも「本当に楽しかったです。1度も止まることのないプログラムでした。とても満足しています」と笑顔を見せた。
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次戦は11月21〜23日に開かれる第6戦フィンランド大会(ヘルシンキ)となる。
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