タワレコ渋谷が大幅リニューアル ビアバー新設、クラフトビールを提供

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2025年10月20日 18:01  ITmedia ビジネスオンライン

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ITmedia ビジネスオンライン

タワーレコード渋谷店、リニューアルイメージ

 タワーレコードは、渋谷店の1階と3〜6階の一部を11月4日から順次改装し、2026年2月28日に全面オープンする。同店の大規模リニューアルは、2023年のアナログフロア拡大以来2年ぶりで、今回は計5フロアを刷新する。


TOWER RECORDS BEER


 1階は、エントランスからレジまでを全面的に改装する。入口付近には問い合わせカウンターを配置し、スムーズな案内や特典配布を行う。


 また、BGMが流れるウエルカムゲートを設置し、天井付近に鏡を設置してSNS映えする空間を演出する。推し活ブームに対応した「推しエリア」では、関連グッズを取り扱うほか、自撮り機能付きフォトスポットを常設し、1人でも撮影を楽しめるようにする。


 3〜6階は一部売り場をリニューアルする。邦楽を扱う3階ではJ-POPの在庫を強化し、従来の約1.5倍の品ぞろえを見込む。


 アイドルやアニメ・ゲーム作品を扱う4階では、フォトスポットを個室化。等身大ビジュアルの隣に巨大ミラーを設置し、アーティストと同じステージに立っているような撮影ができるようにする。アニメ・ゲームコーナーではラック数を1.5倍に増やし、アニメ楽曲市場の盛り上がりに対応する。


 K-POPを中心に展開する5階では、韓国の繁華街をイメージしたネオンサイン風の照明を導入する。


 レコードなどを扱うアナログ専門店「TOWER VINYL」を展開する6階には、スタンディング式のビアバー「TOWER RECORDS BEER」を新設する。クラフトビール12タップを用意し、オリジナルのクラフトビールも提供予定だ。


 担当者によると、これまでは缶の酒のみの販売だったため、店内で飲む客は少なかったという。ビアバーを導入することで、音楽とお酒をゆっくり楽しめる空間を目指す。担当者は「音楽フェスなどでも音楽とお酒を一緒に楽しむ人が多いように、両者の親和性は高い」と説明した。


 店内にはDJブースも設け、先行リリースのリスニングパーティーなど、ビール片手にアナログレコードを楽しめるイベントなども計画している。



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