今季海外FA(フリーエージェント)権を取得した中日松葉貴大投手(35)が20日、ナゴヤ球場で権利行使について熟考していることを明かした。「行使するにしてもしないにしても、するとしたら年齢的にも今年が最後かなと思う。あまり慌てずに」と話した。
22年オフに国内FA権を行使せず、残留。3年契約最終年の今季は開幕から先発ローテーションを守り、プロ13年目で初の規定投球回に到達。前半戦はチームの勝ち頭で、23試合で7勝11敗、防御率2・72の成績を残した。
すでに中日とは1度話し合い、条件を提示された。「自分が思っている以上に評価していただいている」と感謝。複数年とみられ、球団は宣言残留も認めている。
「一番は年数。やっぱり40歳までプレーしたいという目標があるので。あまり金額に関してはどうこうは思っていない」と話した。今月中に2度目の話し合いを行う。「どういう選択が一番家族にとっていい形になるかを話し合って」と、家族会議も持つ。行使した場合は「結構じっくり待つ形にはなると思う」と、FA市場の動向を見ながら新天地を決めていく。
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