国際スポーツクライミング連盟(IFSC)が新設したシーズン最終戦「IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025」が、いよいよ明日23日に福岡県飯塚市で開幕する。
ボルダーとリード、それぞれで競う世界初となる国別対抗戦。健常者の「ネーションズグランドフィナーレ」として行われる大会には、日本、米国、韓国、オーストラリア、カナダとイスラエルの6カ国が参戦。ボルダーは予選、敗者復活戦、決勝の3ラウンド制で争われ、リードは予選、決勝の2ラウンドで構成される。各国は、各種目に男女2人ずつの計4人が挑む。優勝国は、ボルダーとリードそれぞれで表彰される。
国別対抗戦の出場国と選手は次の通り。日本は世界選手権の金メダリストを擁する韓国や、本場の米国を迎え撃つ。
【日本】天笠颯太、安楽宙斗、中村真緒、野中生萌、谷井菜月、吉田智音
【オーストラリア】ジュディス・キャロル、マキシム・パレ、ディラン・パークス、ロキシー・ペリー
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【カナダ】ライリー・ドハティ、ユーゴ・ドルバル、マシュー・ロドリゲス、バベット・ロワ
【イスラエル】アディ・バーク、マヤ・ドリーマー、オレン・プリヘド、アルマ・サピール・ハレビ、カルメル・ラズ・ロメオ、トマー・ヤコボヴィッチ
【韓国】チョン・イェジュン、チョン・イェジン、キム・チェヨン、イ・ドヒョン、ノ・ヒョンスン、
オ・ガヨン、ソ・チェヒョン
【米国】ヴェイル・エベレット、デクラン・オズグッド、ゾーイ・イー、パロマ・スロウィック
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日本は、先月の世界選手権(韓国)男子ボルダーで初優勝した24年パリ五輪(オリンピック)複合の銀メダリスト安楽宙斗(JSOL)や、ボルダーで19年世界ユース2冠の天笠颯太(25=東洋染工)らが迎撃。女子複合で21年東京五輪の銀メダルに輝いた野中生萌(28=主将)らベストメンバーが結集し、初代王者を目指す。
■大会名 IFSCクライミンググランドファイナルズ福岡2025(IFSC NATIONS GRAND FINALE/IFSC PARA CLIMBING MASTER)
■日程 2025年10月23日(木)〜26日(日)
□23日(木)午前10時30分〜リード予選、午後2時30分〜ボルダー予選
□24日(金)午前10時〜ボルダー敗者復活戦、午後6時〜リード決勝
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□25日(土)午前10時〜パラクライミング予選、午後2時〜ボルダー決勝
□26日(日)午前10時〜パラクライミング決勝、午後3時〜エキシビション
■会場 筑豊緑地公園/いいづかスポーツ・リゾートザ・リトリート(福岡県飯塚市仁保8の37)
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